2024年4月 生きた英語

It’s all Greek to me!

“It’s all Greek to me”とは
「意味がさっぱり分からない」という英語表現ですが、
ギリシャ語と同じく、
日頃使われていても意味がよくわからない
ラテン語表現をリストアップします。

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Quid Pro Quo

取引などで一方が他方に何かを提供した場合、
他方も何かを提供するという意味合い。
ひと昔前の映画 “Silence of the Lambs” の中で、
牢の中からDr. Hannibal が
ジョディ・フォスター演じる
Agent Sterling にこのセリフを呟やきました。

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Pro Bono

元々は弁護士による低所得者向けの無料法律サービスで、
徐々に各分野に広がり、
現在では民間の非営利団体(NPO)を支援する
ボランティアという意味で使われています。

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Caveat Emptor

“Let the buyer beware”。
不動産などの取引の際に、
買い手が危険を背負う売買の意味。

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Carpe Diem

英訳は “seize the day”
「今、この瞬間を楽しめ」
「今日という日を大切に使え」という意味。

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Status Quo

「現状を維持する」という意味の表現で、
政治や社会、文化、経済など、
さまざまな分野で広く使われています。

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Persona Non Grata

「歓迎できない」「受け入れられない」とみなされた者を指す語で、
外交関係上の場合、
使節が Persona Non Grata として通告された場合、
使節を派遣した国は使節を本国に呼び戻さなければならず、
接受国側はそう通告した理由を釈明する義務はないとのこと。

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Mea Culpa

モダン英語の表現で言えば “My bad”。
過ちや罪を自認する際の表現です。

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Tempus Fugit

”Time flies” 「光陰矢の如し」という意味。

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Semper Fidelis

“Always faithful” という意味で、
米国海兵隊(US Marine Corps)では、
この表現を省略した “Semper Fi” がモットー。

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Ad Libitum

「随意に」という意味で、
元は音楽の演奏で、
テンポの選択や声部・楽器の加除を演奏者の自由に任せること。
短縮語の「アドリブ」は日常でも気軽に使われる言葉ですね。

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担当:フィカラかこ

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