生きた英語: Potluck? Potrag?

先日、神戸在住の幼馴染じみのEメールで、「ポットラグで友達と集まって・・・」とあったので、「XX子ちゃん、それ、ポットラックよ。 『ラグ』やったら雑巾やで。」、といったレスをしました。(笑)
このことがきっかけで、ポットラックという言葉の起源を調べてみると … 
英国の16世紀の書物に、もう既に出てくるそうで、その当時の含蓄は、”food provided for an unexpected or uninvited guest, the luck of the pot” だったのが、
19世紀のアメリカで使われるようになる頃には、 “communal meal where guests bring their own food” といった意味に変遷していたようです。
(Wikipedia参照)
・・・というわけで、今月号では、食べ物に関する言葉や言い回しを紹介させていただきます。
************
Potluck: 参加者各人が、それぞれのお料理を持ち寄ること、或いは、その集い。 タンパベイの友達間の集いの多くがそれで、毎回バラエティーに富んだディッシュが並びます。 (例:下の写真)
Buffet.JPGAll-You-Can-Eat: 食べ放題。 バイキング料理。 (亭主が「食べなきゃ損!」派なので、うちはなるべく避けるタイプのレストランです。汗)

All You Can Eat.jpg

BYOB:  Bring Your Own Booze (or Beverage)という文章の頭文字。 Booze とはアルコール飲料の俗語で、Beverage は飲み物全般を指します。 パーティーの招待状などに使われ、「参加する方は、ご自分の好きな飲み物を持ってきてください」という意味です。

Early Bird Specials: レストランで標準的なディナー時間より早く(たいてい開店から6時迄)、限られたチョイスのメニューで、普通より安価に提供するサービス。 Early Bird = 高齢者 = フロリダ、と連想されるだけあって、高齢者の多い当地タンパベイでは、多くのレストランが提供しています。
Blue-Plate Special: Diner (特にNJ/PA/NY州近郊に見られる庶民的なレストラン) や小規模のカフェなどで出される、おトクな値段の日替わりメニューのこと。 最近では、
あまり見られなくなりました。
Gratuity: Tip(s) の別名。 チップ。 厳格には税抜きのお料理・飲み物代金の15%ですが、標準的にはお料理全額の15%~20%のチップを置くのが普通です。 (長年米国でウエイトレスのバイトを経験した私は20%が常で、亭主とのヤリ合いの元になります。汗)
日本では無い慣習ですが、お里帰りの都度、チップ無しなのにアメリカの平均的なレストランよりずっと質の高いサービスをしてくれる日本人スタッフの皆さんに、感動を覚えます!
(フィカラかこ 記)

タイトルとURLをコピーしました