危険なクラゲ


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7月になりました。きっとフロリダに訪れた事が無い方でも想像できるでしょうが、夏のフロリダは、とても暑いです。しかし 日本の過去、最高気温は、岐阜県と埼玉県の40.9。タンパベイの最高気温の記録は、1985年6月5日に37°C(99 °F。「フロリダは、暑いでしょう。」と日本に帰るとよく人に言われますが、タンパベイの夏の日中の気温は、通常、3235℃(華氏95°F =摂氏35℃)なんです。またアメリカには、ここより暑い土地が、アリゾナ州やテキサス州にあって、夏は、100°F (38°C) 超える日も珍しくないそうです。

 

今年の冬は、寒く長かったフロリダも夏真っ盛りです。7月、8月の海では、あちこちに浮かぶクラゲを見かけます。ちなみにクラゲって1匹、2匹って数えないようですね。正しくは、1桶、2桶だそうです。水族館などで見るクラゲは、照明効果で、幻想的で、水に浮かぶ姿も優雅にみえて大好きなのですが、海で遭遇するクラゲは、そうは言ってられません。万が一の安全を考えて、クラゲが浮く海では、海水浴は止めた方が良いでしょう。

クラゲを見ながら「あれに 刺されたら痛いだろうなぁ~」「あのクラゲは食べられるのかな?」と思ったり。調べてみるとクラゲも軽く刺すものや、刺さないものもあるそうです。

 

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刺されないように十分に気をつけなくてはならない刺毒の強い種類は2種類で、私の想像範囲のクラゲの形では無く、ちょっと餃子の形を思わせるPortuguese Man of War(写真右)。これは、日本では俗に電気クラゲと言わる種類です。もう1つは、普通に想像できるクラゲの形をしたBox jellyfish(写真下)で、日本ではアンドンクラゲと呼ばれてるそうです。どちらも刺されたら かなり痛いそうですし、死亡した例もあるそうです。

 


                                             bo-Jellyfish.jpg日本で食用で使われるエチゼンクラゲは、
フロリダの海にもいるそうです。英語では、Cannonball Jellyfish(写真一番下)という名前で、キャノンボール(大砲の玉)を思わせるような風貌で、足が短いクラゲです。水面から60CMくらい下に潜ったあたりにいて、刺されるとチクチクとした痛みが数時間続き、次の日は痒くなるそうです。皮膚の弱い人は、赤く腫れてしまう人もいるそうです。

 

 

 

 


cannonball.jpgクラゲの話で、長くなりましたが、夏のフロリダは、夜9時くらいまで明るいので、外出は、少し涼しくなる夕方以降がお薦めです。それでは、皆様も楽しい夏をお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

シーハン三樹

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