昔は日本の友人達に「フロリダ州のタンパに住んでいるの。」と言っても、その反応たるや「??」でしたが、2003年ヤンキースに入団し、春季キャンプで、タンパにやってきた松井選手のおかげで、知名度がぐ~んとあがりました。そして更に、今年のタンパは、世界で活躍する日本人スポーツ選手のこれ以上はない当たり年!日本の甥達は大変羨ましがっておりました。ハリケーンと違って、こんな当たり年なら毎年でも毎月でもOKです!まずは、2月のヤンキース・キャンプにマー君こと、田中将大(まさひろ)投手を迎え、マスコミの目は彼の一挙一動を伝え、大変な数の報道陣がタンパを訪れました。これでヤンキースの日本人選手は、鈴木イチロー選手、黒田博樹投手と3人になり、彼らを応援にキャンプに足を運ばれた皆さんも多かったことでしょう。
そしてなんと5月末より、サッカーのワールドカップに出場する日本代表チームが合宿でクリアウオーターを訪れ、嬉しいことに、RAYMOND
STUDIUMで対コスタリカ、対ザンビアとの親善試合が催されました。これらの試合はテレビで日本へ生中継され、スタンドで応援する姿を見て日本のご家族が喜ばれたケースも多かったと聞きます。今月号はことさら身近に感じたW杯サッカー全日本チーム応援の記事を特集しました。ブラジルでの本番、残念な結果となりましたが、4年後を目指し、また頑張って欲しいですね!
6月の興奮も去り、7月に入ると夏休みも佳境。日本への里帰り組も多く、なんとなくタンパは静かで、寂しい感じがします。勿論スノーバードも北の故郷へ帰っていますし、きっと今の人口は少なくなっているでしょうね。気のせいか、モールの駐車場もどこか空いていて、クリスマス時の混雑ぶりが想像できません。
私事ですが、6月は大学時代の友人が遊びに来てくれました。短期間の滞在でしたが、一緒にアンティーク店をひやかしたり、空と海の蒼さが、初めてといって良いほど素晴らしく溶け合ったスカイウエーブリッジの色模様に感激したり、道すがらに見た、アガパンサスが美しく咲き乱れる可愛いお家の様子を楽しんだり、サッカーの親善試合に興奮したり、久しぶりのマナティのふんわかした暖かみに癒されたりと、PRICELESSの時間を共有することができました。お互いに健康で、昔のご縁をこうした形で深められたことに感謝です。今年は良い夏になる予感が!皆さんも元気で、楽しい夏休みをお過ごしください。