生き物が関連する英語表現
色々な生き物が登場する表現はそれぞれの言葉にありますが、万国共通のすぐに納得出来るものもあれば、ちょっとお国柄が出ているものも。今月は生き物が関連する表現です。
- · when pigs fly(不可能である、ありえない)
- · see pink elephants(幻が目にちらつく)
- ·
a white elephant(費用や手がかかる役に立たないもの) - 昔王様が白い象を大事にしていてお金がかかって大変だったという逸話より
- ·
a little bird told me(風の便りにきく、小耳に挟む) - ·
sick as a dog(とても体調が悪い) - ·
quiet as a mouse(とても静かな) - ·
eat like a horse(もりもり食べる) - ·
eat like a bird(ついばむほどしか食べない) - ·
have butterflies in one’s stomach(ドキドキする) - ·
busy as a bee(非常に忙しい) - ·
work like a bee(せっせと働く) - ·
make a beeline for(〜へまっすぐに進む) - ·
at a snail’s pace(非常にのろのろと) - ·
drunk as a fish(ひどく酔っぱらって) - ·
dog-eat-dog(食うか食われるかの戦い) - ·
a dog’s life(悲惨な暮らし) - ·
let the cat out of the bag(うっかり秘密をもらす) - ·
hold your horse(はやる心を抑える、ちょっと待つ) - ·
till the cows come home(長い間、永久に) - ·
the rat race(押し合いへし合いの過酷な競争) - ·
a fish out of water(自分の本領が発揮出来てない人) - 日本語の「水を得た魚」の反対
- ·
eat crow(屈辱を忍んで誤りを認める) - ·
eager beaver(頑張り屋、はりきり屋) - ·
shed crocodile tears(そら涙をながす)
これらの表現に至ったお話などもかなり面白いので、是非気になるフレーズがあれば検索してみて下さい。英語の表現には羊、やぎ、馬、牛、ガチョウなど日本ではあまり出て来ないものが多く生活様式の違いが出ていて面白いと思いました。(ちなみに羊は善、ヤギは悪の意味合いがあるそうです。)
犬は日本語でも「犬死に」などというように、シビアな状況が浮かびますが、それに比べれば現代のペットの好待遇ぶりはものすごい差がありますね。これから何世紀か経った頃には“dog’s
life”は「楽しい良い暮らし」の意味に使われるかも知れません!?
担当:山崎由紀子