今年の夏も日本では記録的な暑さ続き。昔は耳にすることのなかった熱中症という言葉が日常的に使われるようなったのは割合近年のことではないでしょうか?
日射病なども熱中症の一つです。真夏に屋外でだけ起こるものでもありません。特にフロリダは年中かなり暑い日があるので、もっと知っておいて損はないと思われます。
●熱中症とは?●
高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります。
自分では「体調が悪い」「少し気持ちが悪い」程度と思っている間に症状が進んでしまうケースも多いので、自分で気をつける、そして周囲の人同士で気をつけ合うのも大切です。
気温が高い、湿度が高いなどの環境条件と、体調が良くない、
暑さに体がまだ慣れていないなどの個人の体調による影響とが 組み合わさることにより、熱中症の発生が高まります。
●熱中症予防●
熱中症の予防には、「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です!
○こまめな水分・塩分の補給
○こまめな体温測定 (特に体温調整が十分でない高齢
者、障害児・障害者、子ども)
○通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用
○保冷剤、氷、冷たいタオルなどによる体の冷却
○扇風機やエアコンを使った温度調整
○室温が上がりにくい環境の確保
(こまめな換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水など)
○日傘や帽子の着用
○日陰の利用、こまめな休憩
○通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用
脇の下、首、脚の付け根といった場所は、太い血管が近くを通っているので、ここを冷やすと体温を効果的に下げることができます。
フロリダではまだまだ暑い日が続きます。気をつけて健康にお過ごし下さい。
(参照HP:環境省熱中症予防サイト)
(ページ担当:山﨑由紀子)