美容と健康  ライムのお話

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私達のニュースレターの名まえが「キーライム」だからというのではないのですが、今日はライムのお話を。筆者が居た頃の日本では、ライムってあまり見かけなかったと思います。バブルの頃の、トレンディードラマで、浅野ゆう子さんがコロナビールの瓶に小さく切ったライムを皮ごと押し込んで飲んでいるのを見て、真似をしたことがあったかな(笑)というぐらいしか記憶がありません。アメリカでは、レモンと同じぐらい見かけますね。筆者の場合、たまたま朝作って飲んでいるグリーンスムージーのレシピに、レモンではなくライムが入っているので、毎朝飲むものだし、栄養価などちょっと調べてみました。ちなみに、ライムとキーライムの違いは大きさ(キーライムってとっても小さくてかわいいです)と「苦み」にあります。レモンには無いライムのシャープな酸味というか「苦み」は、ライムにはあるけれどキーライムにはあまりありません。

さて、ライムの効能ですが、主成分である酸の9割ほどが疲労回復に効くクエン酸で、レモンより多く含まれています。また、高血圧予防に有効なカリウムや、骨・歯の強化に役立つカルシウムやマグネシウムなども、レモンより豊富です。そのほか、ウイルスへの抵抗力を高めて風邪などの感染症を予防するビタミンCや、高血圧・動脈硬化・糖尿病・脳卒中・がんの予防、老化防止、利尿作用が期待できるフラボノイド、ストレス緩和に役立つテルペン、整腸作用があり動脈硬化・糖尿病・がんを予防する食物繊維も含まれています。ライムのビタミン、ミネラル、クエン酸と全て美肌効果ありです。

また、ライムには、植物の精油成分で柑橘類の皮に多く含まれているさわやかな香りのテルペンの一種で、リモネンという香気成分が含まれています。モネンには、心身がリラックスしている時に発生する脳波である、アルファー波を発生させる働きがあり、アロマテラピーにも利用され、その香り成分の働きでストレスの解消や心身をリラックスさせます。

ライムの摂取方法としては、絞って飲み物に入れたり、スムージーに丸ごと入れて飲む、という他に、筆者のお気に入りのお料理はセビーチェ(Cebiche)です。メキシコやペルーの代表的なサラダのようなお料理で、魚介類に小さく切ったキュウリ、トマト、アボガド、シアントロなど合わせて、オリーブオイルと絞ったライムジュース、塩コショウなどの調味料であえたもので、ライムの香りがとってもさっぱりとおいしいです。お試しあれ!

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