友人宅でランチをした際に、ゲストの一人が「ハイビスカス・ドリンク」なるものを作って持ってきていらっしゃいました。濃いルビー色のとーってもきれいな飲み物。昔、近所の犬が庭のハイビスカスを取って食べているのを見て、「えー?ハイビスカスなんて食べて大丈夫なのー???」と驚いたものでしたが、飼い主さんに「ハイビスカスは食べれるんだよー。」と言われた記憶があります。このドリンクは花をそのまま使って作るものではないようですが、なんともいえないアロマで、ちょっと酸味があってとってもおいしいこのドリンク、何かいいことがあるのかどうか調べてみました。
まず、このドリンク、クレオパトラが美貌と若さを保つために常飲していたんだそうです。美しいルビーレッドを眺めているだけでも美しくなれる気がするぐらい、きれいな色です。このルビーレッドにはビタミン類が豊富に含まれているそうです。しかも、利尿作用にすぐれているため、むくみが気になる人におすすめです。お酒を飲み過ぎた翌朝、二日酔いを改善するのにも役立ちます。また、クエン酸を豊富に含むので、疲労回復効果もあり、天然のスポーツドリンクとして利用してもよいでしょう。ルビーのような赤の色素成分は、眼精疲労をやわらげる働きもします。それでは、私が実際にいただいたハイビスカスドリンクの作り方です。写真は清美さんがお作りになったドリンクですが、レシピはエマさんからのものなんだそうです。
<ハイビスカス・ドリンク基本編>
‐ドライ・ハイビスカス(観賞用のものではなく、同属の「ローゼル」と呼ばれる食用品種を乾燥させたものなんだそうです。タンパ周辺では、ラテン系のグローサリーストアで見ることができるようです。)1袋
‐砂糖 3/4~1カップ *(渋みが若干あるので、1カップ使用おすすめします)
‐水 1.5リットル(又は7カップ弱)
1.お鍋に、ハイビスカス1袋とお水を入れて、沸騰させます。 約12~15分くらい
2.良く煮えたら、ストレイナーでハイビスカスの花をこして、細かいカスも取り除きます。
3.熱いうちに砂糖を加え、冷めたら大き目の容器に移して冷蔵庫へ
*ポイントは、濃い目に作って氷で割って飲んだ方が美味しいです。
清美さん談:↑えまちゃんは、このレシピにワインを混ぜたのを持って来てくれましたが、あれも美味しいです。 私は、いろいろ試して、このレシピにウオッカ、色んなフルーツを入れて夏のカクテルにしたり、りんご酢とサイダーを混ぜても疲れを取ってくれる健康ドリンクにして飲んだりしてました。 色も綺麗な夏のドリンクですね。
また、筆者が調べたところでは、お砂糖の代わりにハチミツでもちょっと甘みがついておいしいということでした。みなさん、クレオパトラに見習って、ハイビスカスドリンクを常飲して美しくなりましょー!
担当:ハム寿美(すみ)