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特集:ケトジェニックダイエット

糖質制限ダイエットの一番キツイダイエット、という説明がしっくりくるのではないかと思えるこのダイエット方法なのですが、友人が2ヶ月で7キロ痩せたと聞き、そして体調面でも思わぬ良い結果を生み出したということで、思い切って試してみることにしました。

 

まずこのケトジェニックという言葉。詳しく説明するとややこしいし長くなってしまうのでばっさり割愛しますが、平たく言うと「自分の体でケトン体をたくさん作り、糖質ではなく脂質をエネルギーとする体質にすることで、自分の体が積極的に体脂肪を燃焼できるようにもっていく」と言えるのだと思います。


糖質制限といっても、ちょっとお米を減らすとかおやつをやめる程度ではケトン体をたくさん作れません。つまり、過酷な糖質制限が待っています。お砂糖はもちろん、野菜にも入っている糖質を制限します。

 

最初の1週間ぐらいは、頭痛や倦怠感がありました。ところが、2週目後半あたりから、急にちょっと元気になります。疲れにくくなったり、集中力が増加するのがわかるのです。なので、まず最初の1週間がとても大事。まず糖質カットということで、もちろんお米、パン、糖質の多い野菜(芋、根菜等)、果物、スイーツ全般は摂取しません。じゃあ一体何を食べるのかというと、脂質です。肉、魚、葉物の野菜少々・・・私の場合はサーモン、ステーキ、ベーコン、アボカド、卵、ナッツ。そして朝のコーヒーにMCTオイルとバターを入れます。

 

このMCT(Medium Chain Triglyceride)オイルとは、中鎖脂肪酸油のこと。ココナッツオイル含有量60%に対し、この100%のMCTオイルを活用します。摂取してからすぐエネルギーになりやすい=体脂肪として身体に残らないという理屈です。さらに満腹中枢を刺激し、食欲を抑える効果も。ヘルシーな脂肪は良質なエネルギーの供給減となり、炭水化物や糖分を食べた後にますますお腹が空いてくるような食べ物への渇望が湧き上がることがありません。増えたケトン体がブドウ糖に代わる脳への栄養素となることで、脳細胞が活性化され、認知症が改善する効果もあるようです。このコーヒーを飲むことで、わたしは朝からぼーっとすることもなく仕事ができているのでなんかしらの効果はあると思います。

 

基本的に脂質は迷わず摂取します。ベーコンやマヨネーズがOKだなんて嬉しい!

脂質:タンパク質:糖質の割合は、6:3:1なのですが、この脂質だけ多く摂取するのがなかなか難しい。例のライザップなどは、筋トレをガンガンするためタンパク質をより多く摂取しますが、このケトジェニックではタンパク質の摂りすぎには要注意なのです。

 

炭水化物を1日20グラムまで抑えているのにも関わらず、なかなか体重が落ちないと悩んだわたしですが、基本的な「摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしている」という痛恨の凡ミス(笑)脂質はやはりカロリーが高い。

 

ここでIntermittent Fastingも取り入れます。1日7・8時間の間に全ての食事を終わらせるのですが、朝のコーヒー+お昼を12時に食べたとしたら、夜ご飯は7時までに終わらせてそれ以降は食べません。結局食べないから痩せるのか?!と一瞬思うわけですが(笑)ここでの目標は「体質改善=体脂肪が燃える体に」なのであえて気にしないようにします。

 

自分の体が「ケトン体がでているケトーシスという状態になっているのか?」ということを確かめる指標として、ケトスティックでの尿検査があります。この検査ストリップにより、視覚効果でかなりやる気がでます。ちょっとした理系ダイエットです(笑)もちろん血中濃度の測定が一番精密ですが、血液検査を毎日するわけにはいかないのでこれが一番わかりやすい。ただし、日本のサイトなどを見ていると、多くの人が誤解していると思われるのがここでして、尿には「残り」がでているため、色が濃くでればいいというわけではありません。長くケトダイエットをしている人=ケト体質になったひとは、尿にケトン体反応が現れません。つまり、すべてエネルギーとして活用できている!!この尿検査ですごく濃く反応がでて喜んでいる人をたくさん見ますが、この場合は脱水症状だと思われ、お水をもっと飲まなければいけません。そうです、ケトジェニックでもとにかく1日1ガロンはお水を飲むよう推奨しています。ですので、初心者が検査をした際、ピンクか濃いピンクぐらいがでたら「ああ、わたしの体はケトン体を作っている」と喜んで良いわけです。

 

(次号へ続く)

 

(キルゴ亜矢)