2024年3月 表紙

弥生三月の訪れを迎えます! 
早いものですね。 

お正月かと思ってあたふたしていたのに、
あっという間です。

3月と言えば日本ではやはり桃の節句で春がスタート。

個人的にはその桃の節句に忘れられない思い出があるのです。

一緒に入都した友人が原宿の教会で結婚式を挙げた日が3月3日。
もうその教会は無くなってしまったそうですが、
忘れもしないあの日、寒くて朝から雪が降っていました。

本来なら絵のようでロマンチックなはずなのですが、
実は披露宴で何故かピアノを弾く羽目となり、
中学以来鍵盤に触れたことも殆ど無いのに
ドキドキして唯一弾ける曲
「エリーゼの為に」を凍える手で練習しました。

付け焼刃そのものです。

本番はなんとか、得意技のはしょり💦💦で完奏。
それはそれでホッとしたのですが、
後日なんと新郎のお兄様が
「音楽の友」の評論家でいらしたことがわかり。。。。
冷や汗、赤恥、ありとあらゆる後悔が渦を巻きました。

そんな恥ずかしき思い出から20年後、
私自身での結婚式で
その友人の娘さんが
Richard Claydermanの
「渚のアデリーヌ」を弾いてくれたのです。
素晴らしい演奏で感激しました。

友人は結婚式でのピアノ演奏を素敵だなと思い、
子供が生まれたらピアノを習わせようと思ったのだそうです。
汗たらたらの思い出が、
幸せな思い出に変わった瞬間でした。

あれから数十年経って、
友人は金婚式を迎えましたが、
あの雪の日の光景が昨日のように思い出されます。

この4月から27年目に入りますキーライム通信ですが、
印刷版だけでなくホームページがあるのを
ご存知の方も多い事でしょう。

実は昨年から今年にかけて
ホームページが2回もハッキングに遭い、
大変な思いをしました。

メンバー紹介にもアップしましたが、
2010年にキーライムのホームページを作成し、
以後も何くれとなくボランティアで
メインテナンスをしてくださっている岡田圭蔵氏が、
時間をかけて対処してくださり、
現在は皆様に問題なく閲覧して頂ける状態になりました。

本来ならこうしたマルウエアの修正は莫大な費用がかかるのです。
私共は岡田氏に足を向けて寝られません。

そして、足を向けて寝られないのは岡田氏だけでなく、
コニカミノルタ社の皆様もそうなのです。

2008年10月より無料で
毎月のキーライム印刷を
無料で請け負って下さっています。

いつもきちんとプロフェッショナルな応対をして下さり、
タイムリーに印刷をして下さっています。

このお二方のサポートのおかげでキーライムが、
印刷版で、或いはホームページでと
皆様にご利用いただけることが可能になっています。

お二方に心よりの感謝を申し上げます。
有難うございます。

キーライム通信
これからも皆様と共に歩んで行くつもりです。

どうか今後とも応援宜しくお願いいたします。

ハインズのり子 記

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