今年は世界的にみても、異常に熱い夏だったと聞きます。ヨーロッパで、ロシアで、暑さの為多くの人達が命を落としましたが、日本の夏も熱く、長く、熱中症で毎日何人もの方々が続々倒れたとインターネットで読みました。タンパは暑いのが当たり前なのですが、暑くなると、即、雷となり、(世界で2番目に雷が多い都市という有難くない記録です。)華氏100度(摂氏37.7度)以上を越えることはまずありません。華氏90度(摂氏32.2度)となると、陽射しは強く、蒸し暑いので不快指数(死語?)はかなり高くなり、表に出ると息絶え絶えになるのは私だけでしょうか?インターネットのおかげで、華氏、摂氏の変換数値も瞬く間にわかって便利~~!ここで華氏と摂氏についての薀蓄も少々。
華氏度(かしど)とは数種ある温度目盛のうちの1つであるファーレンハイト温度目盛(華氏温度目盛)によって計測した温度の単位。ファーレンハイト温度目盛はドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイトが1724年に提唱したもので、その名前を取って呼ばれる。華氏はファーレンハイト(Fahrenheit)の中国語における音訳「華倫海特」(繁体字:華倫海特、簡体字:华伦海特、拼音: Huálúnhǎitè 、イェール式広東語:Wa4leun4hoi2dak6)によるもの。ファーレンハイト度は他の温度目盛と同様「度」(記号:℉/°F)の単位がつけられ、他の温度目盛による値と区別する為にファーレンハイトの頭文字を取って“°F”と書き表される。ファーレンハイト度は0°Fから100°Fの範囲に収まり、以下のように生活感覚に直結した温度目盛であると主張されているそう。
- 〜10度台 – 厚い霜が降りる。
- 20度台 – 薄い霜が降りる。
- 30度台 – 寒い。氷点に近い。
- 40度台 – 寒い。厚い衣服が必要。
- 50度台 – 涼しい。適度な厚さの衣服で十分。
- 60度台 – 暖かい。薄手の衣服が必要。
- 70度台 – 適度に暑い。夏服が必要。
- 80度台 – 暑いが耐えられる。少なめの衣服
- 90度台 – とても暑い。過熱に対する予防措置が必要。
- 100度台〜 – 危険なほど暑い。
セルシウス度(セルシウスど、記号:℃/°C)とは温度(セルシウス温度)の単位。欧米では考案者の名前から「セルシウス度」と呼ばれており、日本などではセルシウスを中国語で書いた摂爾修斯(摂尓修斯、繁体字:攝爾修斯、簡体字:摄尔修斯)から摂氏温度(せっしおんど、せしおんど)ともいう。セルシウス度はスウェーデン人のアンデルス・セルシウスが1742年に考案したものに基づいている。日常摂氏を使用している人であればマイナスの温度では霜が降り0〜10℃は寒い、10〜20℃は適温、20〜30℃は暖かい、30〜40℃は暑いということを知っているそう。
ちなみに我が家のエアコンの華氏度設定は73~74度(摂氏22.2~22.8)。外から帰って家に入ると、冷蔵庫の中に入ったようで暫くは快適です。長く居ると冷えすぎのきらいもあり、家では厚着といった不思議な毎日。9月に入り、少しはしのぎ易い毎日であって欲しいと思います。