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6月号 表紙

なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか?

筆者は、心理学における永遠のテーマの一つなのであろうこの疑問を毎日感じているのですが、特に毎年6月には「この間お正月を迎えたところなのに、もう半年経つのー!!」と、驚愕に近いものを感じないではいられません...

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ジャネの法則と言われる有名な説に、「10歳の子供にとって1年間はこれまでの人生の10分の1だが、50歳の人間には50分の1に過ぎない。だから年をとるにつれて時間は短く感じるようになる」というのがあるそうです。筆者には、なんとなくわかるようなわからないような・・・なのですが、ま、「なるほどなぁ。」とは思います。ただ、これは飽くまでジャネ氏の主観であって、実際にそうであるという説明ではありません。

加速する時間については、以下のような説があります。

神経を伝わる信号の「クロック」が年を取るにつれて遅くなるため、年を取るにつれて時間が実際よりも短く感じられるようになる、というもの。超単純思考の筆者には(汗)わかったようなわからないような・・・・。

筆者が「なるほど」と思ったのは次の説。

初めての経験はより強烈に記憶に残るので、脳内により多くの情報を残すため、「それは長い時間だった」と思ってしまう。

時計.jpg説得性のある説だと思います。いろいろな物事を初めて経験する子供や若者には、時間は適度な速さで過ぎてゆきますが、人生の酸いも甘いも噛み分けた年配者には、起こっている事象の先が読めてしまうため、時間はさっさと過ぎてゆくのでしょうか・・・。この説によると、歳をとっても初めての場所に刺激に満ちた旅に出るなどすると、即効で流れていく時間を少し食い止めることができるはずです。逆に、これまでの人生で想像もつかなかったような困難に陥った時にも時間はゆっくり流れていくことになるのでしょうか。

これまで誰も経験したことのなかった東北地方太平洋沖地震。実際に渦中にあった方々にとっては長い長い苦しみが今も続いていることと思います。私たちは、フロリダという遠い地にありながらも、日々の忙しさにかまけることなくこの惨事を覚えて、できることを一生懸命にやっていきたいものです。(ハム寿美)