聞き慣れた言葉は、語順をわざわざ考える事は無いと思います。例えば、hip-hopをhop-hipと言いません。そう覚えてる事もあるのですが、元々、hip-hopの方が、hop-hipより言いやすいからそうなったのかな?と思いましたが、実はサウンドが似た言葉を繰り返す場合は、順番のルール―があって、アルファベットの2番目か3番目が、”I“そして”A“最後が”O“の順になるそうです。
例えば、chit-chat, dilly-dally, shilly-shally, tip top,
また英語では、1つの名詞に対して形容詞が複数付く場合、順番が決まっています。語順は、Opinion〈主観〉、 size〈サイズ〉、 age〈古さ〉、 shape〈 形〉、color〈色〉、 origin〈出身〉、 material〈素材〉、Purpose〈目的〉になります。形容詞の部分は、A lovely ,little ,old, rectangular ,green ,French, silver, whittling, knifeと覚えるそうです。 例えば“little red riding hood“は上の順番に当てはまるので正解です。しかし、“A big bad wolf”は、本当は、主観、サイズが順番なので、“A bad big wolf”の方が正解になります。でも”A bad big wolf” とは言いませんので、これは特例です。 色の順番ですが、日本語では、黒白というよりは、白黒と言うことが多いかと思いますが、英語だと、black and whiteという事が多いです。ブラッケン-ホワイトの方が、リズムが良く言いやすいのかもしれません。他には、pink and blue ピンケン-ブルー orange and green オーリンヂエン-グリーン
また「音節の数が少ない方」を先に言うことも多いです。 red and green レッドアーングリーン pink and yellow ピンクアーンイエロー blue and purple ブルーアーンパープル でも、色に関しては、順番に絶対的な決まりは無いそうです。 シーハン三樹
mish-mash, flip-flop, tic-tac, sing-song, ding-dong, King -Kong, ping-pongなどもそうですし、お菓子のKit Kat barもこれに当てはまります。またイギリス英語の”bish-bash-bosh“もそうです。効率よく仕事を完璧にこなす。という意味があるのですが、日本語でも「ビシバシ」と言いますよね。