10数年前に
高知のお友達を訪ねる途上に訪れた
高松の四国村で、
庭園内に何気なく立っている看板が目に付きました。
高松の四国村で、
庭園内に何気なく立っている看板が目に付きました。
そこに書かれていたのは、
これから捨てる使い古した靴下を繕うおばあさんの話で、
お話の作者の「なぜ捨てる靴下を繕うんですか?」という問いに
おばあさんが応えたのが:
これから捨てる使い古した靴下を繕うおばあさんの話で、
お話の作者の「なぜ捨てる靴下を繕うんですか?」という問いに
おばあさんが応えたのが:
これまで長い間お世話になった靴下だから、
感謝の気持ちを籠めて繕ってからお別れするんです。
感謝の気持ちを籠めて繕ってからお別れするんです。
これは、東京の友達とのメール会話で
「物を大切にする」ということがトピックに挙がった際に、
ふと思い出したエピソードなのですが、
彼女(M子さん)から届いたレスが、
私が独り占めするのは勿体ない内容だったので、
この場を借りて皆さんとシェアさせていただきますね。
「物を大切にする」ということがトピックに挙がった際に、
ふと思い出したエピソードなのですが、
彼女(M子さん)から届いたレスが、
私が独り占めするのは勿体ない内容だったので、
この場を借りて皆さんとシェアさせていただきますね。
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私は、誰かの本で
「物は二度の命を全うしてから捨てる」と読んで
心に残しています。
「物は二度の命を全うしてから捨てる」と読んで
心に残しています。
🎶 包み紙
裏が白くてしっかりしている物や耐水処理をしてある物は
フライをする時に、小麦粉やパン粉をつけるのに使います。
フライをする時に、小麦粉やパン粉をつけるのに使います。
粉が散らからず、まな板や大皿を洗わなくて済みます。

洗わないのは「楽」よりも
洗剤を汚さない、大事な水を倹約するのが目的です。
洗剤を汚さない、大事な水を倹約するのが目的です。
🎶 和紙
玉ねぎを半分使った時や生姜を包むのに使います。
ラップだと蒸れる、紙だと乾燥するので、
呼吸する和紙は、
切り口のある野菜(使いかけ)を包むのに向いています。
呼吸する和紙は、
切り口のある野菜(使いかけ)を包むのに向いています。
🎶 使ったティーバッグ
お皿やフライパンをこれで拭いてから洗うと
油が落ちるので、洗剤も水も倹約できます。
油が落ちるので、洗剤も水も倹約できます。

🎶 牛乳パック 使いかた3通り
1)そのままにして油を捨てる時に使う。
2)開いてまな板の代わりに使う。
特に鶏肉などバイ菌のある物は、まな板より安全。
特に鶏肉などバイ菌のある物は、まな板より安全。
3)開いて更に二枚に剥がすと、
剥がしたほうの表面で油を吸うので
揚げ物の油切りに最適です。
剥がしたほうの表面で油を吸うので
揚げ物の油切りに最適です。

物には魂が宿っているという考え方は、
日本独特なのだそうで、
その現れが、物に「さん」や「御」を付ける事。
日本独特なのだそうで、
その現れが、物に「さん」や「御」を付ける事。
「お粥さん」など 。。。
(M子さん 記)
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パソコンでも電気器具でも、
物が故障したら、
修理するより新しい物を買う方が安い昨今ですが、
M子さんや四国村の靴下おばあさんを見習おう!と
背筋を正した次第です。
物が故障したら、
修理するより新しい物を買う方が安い昨今ですが、
M子さんや四国村の靴下おばあさんを見習おう!と
背筋を正した次第です。
担当: フィカラかこ