「痛み」の種類別表現
日本語での痛みの表現は、「痛い」という言葉を基本にして、「どこがどういう風に痛む」と表現していくのですが、英語には、痛みの種類によって異なる語彙があります。
Pain。これは幅広く使える「痛み」表現です。使い方の例としては:
- chronic pain 慢性的な痛み
- acute pain/sharp pain 激痛
- dull pain 鈍痛
Acheは体内持続性の痛み
- I have a headache. 「頭が痛い(頭痛)」
- I have a toothache 「歯が痛い(歯痛)」
- I have a stomachache「お腹が痛い(腹痛)」
- I have a backache/back pain.「腰が痛い(腰痛)」
Hurtは外的要因による痛み:It hurts! 「痛い!」
Soreは傷や炎症などからくる持続性のある痛み
· I have a sore muscle. 「筋肉が痛い(筋肉痛)」
· I have a sore throat. 「喉が痛い」
Onomatopoeia(擬音語・擬声語)的に形容する表現
· Throbbing pain:ズキズキする痛み。throbは「ドキドキする」という意味で、心臓がドクドク脈打つ度に痛む場合に使われます。
· Burning pain:熱く焼けるような痛み。burnは「燃やす」という意味で、火傷や辛いものを食べた時の痛みに使われます。
· Stinging pain:刺すよ うな痛み。stingも「刺す」ですが、prickよりも強く、長く続く痛みです。
· Gripping pain:キリキリする痛み。gripは「握る」という意味で、ギューっと締め付けられるような痛みに使われます。
· Pricking pain:チクっとする痛み。prickは「ちくりと刺す」という意味で、トゲや針など鋭いもので刺した瞬間のような痛みを指します。比較的軽度の痛み。
ケガや病気でお医者さんに「どんな痛み?」と聞かれた時に使い分けができると役立ちますね。