酷暑の長いここタンパベイでは、春先と夏の終わり頃が家庭菜園を始めるのにもってこいの時期です。何も知らない頃は「暖かいフロリダなら年中なんでも育つのね♡」と思っていたのは大間違いで、夏は暑すぎたり、害虫がおおかったりでアメリカ北部の夏に比べるとものすごくハンディがあります。しかし自分で育てないと食べられないような新鮮なものや、当地では入手困難な日本野菜を育てるのは楽しみです。今回は家庭菜園を楽しんでいらっしゃる方々からアドバイスをうかがいました。
10年以上前に家庭菜園を作ろうと発奮して、牛の糞の肥料を買い込み、色々種を蒔いたのですが、見事失敗。種は日本からこっそり買って来てあったきゅうり、ナスなど、トマトは苗をうえましたが、いずれも実が殆どならないか、小さいかで(特にきゅうりは、1cm程度のミニミニキュウリで夫の手に乗せて一応出来たと記念写真を撮っただけ)食用にはなりませんでした。野菜は肥料をあまりやってはいけないと後で言われましたが。。。
友人から頂いた紫蘇をプランターに植え、結構見事な葉が付き、翌年も種が落ちたようで、プランターに随分紫蘇の芽がでて、一年間は紫蘇を楽しむことができました。
現在はご近所のタイの友人から頂いた蝶豆(アンチャン)の種を由紀子さんが育ててくださったものを、育てています。これは青い可愛いお花がつき、このお花も、茎も葉も食べられるのだそう。このお花はまた染料にもなるようです。このほかにやはり同じタイの友人からわけて頂いたバイメーンラックを育っています。http://www.bangkoknavi.com/special/5027521
この葉を毎日7枚食べると長生きできるそう!胃にも効くそうで、その友人は胃弱で、毎日4枚食べていると言ってました。私はグリーンスムージーに数枚入れて飲んでいますが、これを入れると、ぼってりと濃厚なあじになります。 (N子さん)
私の家の現在の家庭菜園は、よもぎと青しそ、イタリアンバジルとタイバジル、さつま芋、グリーンペッパー、京水菜、長ネギ、モロヘイヤ、ツル、レモングラス、みょうが、ローズマリー、パセリです。どれもプランタ-の家庭菜園です。青しそと京水菜、モロヘイヤは日本からの種です。イタリアンバジルとローズマリーは苗をPublixで買って来ました。
よもぎ、タイバジル、さつま芋、グリーンペッパー、レモングラス、みょうがは頂きものです。長ネギは根がついている長ネギを植えたら、余り太くはありませんが生えって来て薬味に使っています。肉厚で濃い緑色です。さつま芋は今年で2年目ですが、元気そうな葉を切って植えると又すぐに蔦になり10月か11月には収穫です。あまり大きくはなりませんが甘くて美味しい芋です。さつま芋の土は違う野菜には使えないので、さつま芋のプランターは同じ土を足しながら、さつま芋専用です。
青しそは、ほっといても丈夫で簡単です。何故か赤しそは元気そうだったのに今は元気がありません。明日葉やおかひじき、小松菜の種も植えましたが上手に育てられませんでした。
茄子もトマトも挑戦しましたが虫がついたり、リスに食べられてミニトマト2個しか食べられませんでした。(Mさん)
自家 栽培で採れたて新鮮なものを食卓に運べ るのは、便利で楽しいものですよね。スペースの事情もあって、小ぶりなものが中心ですが、現在は、みょうが、オクラ、しょうが、きゅうり、黒枝豆、水菜、かいわれ大根、にら、バジル、ミツバ、ヤム芋、サトイモ、レモングラス、ミン
普段はLowe’s やHome
黒枝豆、水菜、かいわれ大根はTさんがわざわざ日本から買ってきた種を分けて下さったので、説明書に従ってプランターで育て、ある程度になってから間引きしてガーデンに植え替えました。他
難しいのに良く出来たと皆さんに褒めて頂いたトマトも種から育て、つるが伸びてきたらトマト用のワイヤー囲いを使いました。トマトに限らず、ガーデニングの
最後に、トマトの大敵の害虫対策には、これもLowe’sやHome (11月号へ続く)
(ページ担当:山﨑由紀子)
ト、ディル、イタリアンパセリが賑わっています。ついこの間までは、トマト、ラディッシュ、ターニップも沢山収穫がありました。
Depotで買うオーガニック種をそのままガーデンに撒いて育て始めています。ただ、種を撒くのが浅すぎると鳥やリスに食べられてしまうし、深すぎると育たないので、深さ加減だけは注意しています。
の根菜などは、マーケットで買ってきたものを調理する前に根がついている先を2インチほど切り落として、そのまま植えて育ててます。
際にお勧めの方法は、地表面をマルチ(樹皮チップ)で覆うことです。マルチングすることによって、水分の乾燥と雑草を防ぐことが出来るからです。それから、直射日光を避けたいミョウガなどは、大きな葉がなるオクラやヤムを隣にして日よけにしています。
Depotで買えるオーガニックインセクトスプレーを使っていますが、今回はYear-Round というナチュラルオイル(参照:http://www.summitchemical.com/garden-home/)を試してみました。でも、どのブランドを使ってもキャタピラーが全くつかないことはなく、結局は、主人が毎日キャタピラーをひとつひとつプライヤーで摘まんで削除したのが良かったのだと思います。 (C子さん)