日本への送金(銀行口座間の送金)

だいぶ以前にもレポートいたしましたが、日本への送金。今回は特に、ワイヤー送金(アメリカと日本の銀行口座間)についての情報です。送金する金額にもよりますし,円レート、送金手数料、外貨両替手数料、中継銀行など、色々複雑で、どれがいざ送金といった時に、様々な条件に合って一番安く送金できるのか、一口には言えません。語彙、ウエブサイトを含め、日ごろから送金に関してアンテナを張ることも重要です。今月号の情報は,基本的な面をカバーしたに過ぎませんが、何らかの参考になれば幸いです。ただ、ウエブサイトで集めた情報は、隠れている手数料などがあるかもしれず、実際とかなり違うことも考えられますし、銀行の利用要項も刻々変更しています。経験談などがありましたら、是非皆さんとシェアしたく、編集部までご連絡頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。いずれにしても、大事なお金に関することですし,送金の際は、詳細を担当の係員に確認し、万が一のことがおきませんように慎重には慎重を期してなさることをお勧めします。

1円建て送金(アメリカの銀行で円に換えての送金

これはできる銀行とできない銀行がありますので、送金の際、係員に確認してください。B of Americaでは、昨年12月時点では可能でした。アメリカの銀行の送金手数料は35ドル~45ドル。日本の銀行手数料は円送金の場合は3000円位。郵貯などは、ドル建て送金は受け付けても、円建て送金を受け付けないケースが多々あるそうですので円建ては、送金前に日本の銀行側が受け付けるかどうかも、ご確認ください。

 

2ドル建て送金(ドルで送り、日本の銀行で円に換える

これは送金を受けた日本の銀行でドルを受けて、円口座に入金の際、円に両替となります。アメリカの銀行の送金手数料は35ドル~45ドル。日本の銀行手数料はドル送金の場合は1500円位。円建てより安くなります。

 

3ドル建てで、日本の外貨預金にドルで送金:

これは、自分で日本の銀行に外貨預金口座を作り、ドル建てでその口座に送金するか、送金先の口座が外貨預金の場合です。外貨預金口座から外貨を引き出すことはできないそうで、現金化する為には、外貨預金口座から日本円の口座に振込み、それを引き出すことになるようです。

 

下記のウエブサイトによれば、ソニー銀行外貨普通預金口座、三菱東京UFJ銀行の外貨預金口座、新生銀行(パワーフレックス口座、円普通預金口座と同じ番号)やシティバンク(マルチマネー口座、円普通預金口座とは違う番号)に外貨のまま送金し、自分或いは受け取り側で円に両替することで、中継・受け取り銀行手数料を支払わずに済み、また両替手数料も安価ということです。(サイトからの引用。)

 

http://kaigaisokin.seesaa.net/article/136186916.html


送金でかかる費用:

A.ワイヤー送金手数料(35ドル~45ドル)

B.外貨両替手数料

C.中継・受け取り銀行手数料(1500円~3000円)

上記のワイヤー送金方法1~3)のいずれもがA~Cの費用がかかります。但し、3)のドル建ての最後にありましたように、銀行によってはCを支払わずに済む方法もあり、また両替手数料も安価になり得る由。

○郵貯銀行:海外送金に関しては下記のサイトをご覧ください。

http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/kaigai/sokin/kj_tk_kg_sk_gaikoku.html

 

小額の場合の送金:

1PAYPALの利用:

PAYPALのアカウントから日本の銀行口座に引き出しができます

詳細につきましては、後日レポートの予定http://101280.net/money/money50.html

2) 国際郵便為替(International Postal
Money Order):

アメリカの郵便局で際郵便為替(ドル建て)を買い、日本で換金。

為替を作る時に手数料はかかりますが、日本の郵便局で円に換金する時は

手数料は無料。銀行で換金する時は手数料がかかります。

 

3)クレジットカードのキャッシング

この他にアメリカのクレジットカードで、日本のATM、銀行を利用して換金できるそうです。詳細はクレジットカードの会社にお問い合わせください。

送金に関する語彙

TTM(Telegraphic
Transfer Middle rate

仲値:銀行が外国為替取引をする際に、顧客に対して、

基準として用いるレート。

TTS(Telegraphic
Transfer Selling rate
)

買値:銀行が顧客に外貨を売る際に用いられる為替レート。

大手銀行では、TTM+1円がTTSです。(米ドルの場合)

TTBTelegraphic Transfer Buing
rate

売値:銀行が顧客に外貨を買う際に用いられる為替レート。

大手銀行ではTTM-1円がTTB(米ドルの場合)

Correspondence Bank(コルレス銀行):外国送金するにあたり、その通貨の中継地点となる銀行である。自ら為替業務を行うことができない他の金融機関に代わって取引を扱う機関のこと。遠隔地取引先代理金融機関と呼ばれる。主要な銀行は、通貨ごとに各国にコルレス先を有している。米ドルの主なコルレス銀行は、シティバンクJPモルガン・チェース

被仕向け手数料:送金為替のひとつで、銀行口座あてに外貨で送金があった場合や、海外の銀行から円で送金があった場合に受け取る側で支払う手数料のこと。


被仕向銀行:振込み資金を受け取る(外貨で送金される)金融機関のこと。被仕向送金手数料の設定はまちまち。

仕向銀行:振込み資金を送る(外貨を送金する)金融機関のこと。

参照サイト:

https://www.fiplanning.com/node/2268

http://kaigaisokin.seesaa.net/article/128044022.html

http://secwords.com/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%82%B9%E9%8A%80%E8%A1%8C.html

http://gaikayokin.h-purple.com/kawase/post_34.html

http://101280.net/money/money10.html

 

 

 

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