英語

今年は有難くないことに、ハリケーンの当たり年のよう。ヒューストンを襲ったハリケーン・ハービーの被害は記憶に生々しく、更に、タンパベイエリアを恐怖に陥れたハリケーン・アルマに続き、ホセ、マリアと続いています。地球温暖化恐るべし!今月号は、こうした気象に関する英語、イディオムなどをご紹介します。ご存知のように、熱帯性低気圧はその発生した場所で名前が異なります。台風(typhoon)は大西洋北西部で発生した熱帯性低気圧。語源はギリシア神話最大の怪物デュポン(typhoon)。ハリケーン(hurricane)は大西洋北部、太平洋北東部、北中部で発生した熱帯性低気圧、語源はカリブ海の邪神ウラカーン(huracan)。サイクロン(cyclone)はインド洋北部、インド洋南部、太平洋南部で発生した熱帯性低気圧。語源はギリシャ語のkyklon(circle)から来ています。

気象関連用語:

brewing storm:嵐の予感

The calm before the
storm:嵐の前の静けさ

drenching rain: 土砂降り

driving rain:横殴りの雨

make landfall:上陸する(嵐が)

perfect storm元々の意味は、一つ一つは大きな被害をもたらす程の威力でない気象事象がいくつか偶然に重なって発生することで、事態が重篤になる現象を指していた。

Ride
out the storm:嵐を乗り切る

tropical storm:熱帯性低気圧

weather the storm:嵐を乗り切る

 

以上はほんの一部に過ぎませんが、史上最大と言われたハリケーンについて、よく聞かれたイディオムはAct of God(不可抗力) そして、辛うじてアルマの直撃を逃れたタンパ市長のコメントは、We
dodged a bullet!(危機一髪だった!)
緊迫感のあるコメントで、その時の状況を良く表していたと思います。いずれにしても、ハリケーンで、多大な被害を蒙ったヒューストンの皆さん、カリブの島々の皆さん、フロリダキーの皆さん、被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。一日も早く復旧が進み、日常生活に戻られますように。

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