基本にかえろう!

 


Key Lime Eigo Picture.jpgネイティブが英語をしゃべるのを聞いていて時々、
かなりアバウトな文法(あきらかに間違い!っていうのもたまにありますねー)や発音に首をかしげることがあります。筆者は、中学ではじめて英語を勉強しはじめて、その後も昭和の(!!)日本の英語教育方針に沿った文法とリーディングが中心の教育を受け、英会話を習いに行くこともなく、かなり年齢がいってからアメリカに移住したものですから、未だに英語を聞いたりしゃべったりする際には頭の中を文法や発音がグルグル回っている状態です。そんなことを思いながらも、さて自分が英語でガンガンしゃべらなければならない状況では、ふと、自分の文法も発音も結構ゾンザイになってきていることに気づくことがあります。

先日、小学校に付属しているプリKでサブ・ティーチャーをした際に、子どもに文字や数に対する識別と発音のテストをする機会がありました。AからZまでの「音」の理解ができているかをテストする部分があったのですが、子どもが「S」や「V」、「R」や「Z」などをs-s-s-s—-snake!  v-v-v-v—–violin! r-r-r-r—- rainbow!!  z-z-z-z—zebra!!と発音するのを聞きながら、「基本にかえる」という言葉が頭をよぎったものでした。子どもたちは、Vは下くちびるの中側に上の前歯をくっつけて、v・v・v・・・・と何度も繰り返します。プリKでのサブは自分の発音を見直すいいチャンスになっています(笑)。キンダーや1年生になって、単語を読む段階では、プリKで習った一つ一つの音をつなげていって新しい単語の発音を作り上げます。考えてみれば当たり前のことなのですが、ちょっと目からウロコです。子どもの番組でいいな、と思ったのはpbs KidsというステーションのBetween The Lionという番組。サイトもあります。

http://pbskids.org/lions/games/ears.html

上のサイトのFuzzy Lion Earsというゲーム、ひとつ一つの音の発音を見直すにはいいかも知れません。もちろん、プリKの子どもの練習にももってこいです。

担当:ハム寿美(すみ)

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