2013年は(も) アッ!という間に過ぎ去り、新しい年 2014年・平成26年が始まりました。
2013年11月にフィリピン中部を襲った台風30号(現地名:Haiyan)は、死者5500人(12月末現在)に達し、その被害は 1.3兆円にのぼり、遺体の収容作業はなお続いているそうで、ニュース報道を観ながら、東日本大震災あとのニュースとイメージが重複し、あの時と同じように自分の無力さを痛感しつつ、ただただ被災地の方々へのお祈りを送りました。
タンパベイ日本人有志ボランティアで東北支援活動を続けている中で、上記フィリピン台風惨事などが起こる都度に、天災・人災は「一つあったらそれで終わり」という事ではない!という、当たり前だけれども酷で自然の理に Surrender (降伏) せざるを得ない気持ちになります。
新年三月が来れば丸三年が経つ東日本大震災も、時が経つにつれて、ともすれば「過去の出来事」として、世界の人々の心の押し入れの片隅に収納されがちですが、マグニチュード9という日本周辺における観測史上最大の地震、最大遡上高40.1mにものぼる巨大津波、そして、福島第一原子力発電所の原子炉の炉心溶触(メルトダウン)による放射性物質の漏洩(ろうせつ) という Triple Catastrophe (三重大惨事) が起こった母国日本への復興祈願は、月日の経過で減少するどころか、それに反比例して増強の気配を感じるのは、私だけではないと思います。
今月号伝言板でもありますように、新年3月23日には、毎回会場を提供して下さるクリアウォーター市のピアノギャラリー・The Music Galleryのホールにて、第四回目の東北支援チャリティーコンサートが開催されます。
新年も、日本の、そして、世界の明るい未来を願いつつ、皆さんと一緒に、楽しい「明日」を築きたいと願ってやみません。
この場を拝借して、キーライム通信編集部一同からの、読者の皆さんへの感謝の気持ちを伝えさせていただきます。
新年もどうぞよろしくお願いいたします!
気仙沼 Building for the Future: www.facebook.com/kesennuma
陸前高田市復興協力団体:www.facebook.com/SAVETAKATA.PAGE
福島県相馬市 復興支援センター MIRAI: www.facebook.com/somamira
(フィカラかこ 記)