
皆様、明けましておめでとうございます!
2026年もよろしくお願いいたします。
さて、今年は午年。
現在教鞭をとっている学校の日本語の生徒に
年賀状を書かせる際に、
何も考えずに”Year of Horse”と馬の絵を描かせているのですが、
なぜ午が馬なのか??
ちょっと調べてみました。
十二支はもともと動物を表す言葉ではなかったそうです。
古代中国で暦、時間、方角、
さらに農作業の節目を示す抽象記号として成立していて、
「子・丑・寅・卯……」はただの記号・符号。
つまり「午」という文字そのもので、
馬の姿が描かれていたわけではないようです。
「午」は戦いや力を象徴する記号でした。
その後、暦において「真ん中=正中」を意味し、
太陽が最も高くなる
正午(しょうご)の時間を指す漢字として定着しました。
「午前」「午後」の“午”ですね。
では、なぜ“うま”が割り当てられたのか?
鍵は、「記号を覚えやすくするための象徴イメージ」。
十二支には農耕民がイメージしやすい動物を後世があてはめ
(これもツッコミどころ満載ですが…)、
記憶装置として活用したという説が有力なようです。
その結果、「午(11~13時)」の時間帯は
太陽が頂点にある最もエネルギーに満ちた時刻とされ、
俊敏で力強い馬が象徴として最適と考えられたわけです。
その午年の中でも2026年は丙午(ひのえうま)。
丙午(ひのえうま)とは、
干支の組み合わせの43番目にあたり、
十干の「丙(ひのえ)」と十二支の「午(うま)」が
組み合わさった年を指します。
「丙」と「午」どちらも火の性質を持つことから、
丙午は火の力を象徴する年とされます。
丙午の年に生まれた女性は気性が荒いという迷信がありますが、
もちろん、日本独自のものです。
その背景には、江戸時代初期にあった
「丙午の年は火事が多い」という迷信と、
天和3年(1683年)に火あぶりの刑に処された
八百屋お七の事件が関係しています。
八百屋お七
お七は江戸・本郷の八百屋の娘で、
火事をきっかけに吉三郎という若者と恋仲になります。
やがて「火事になればまた会える」と思いつめ、
自宅に火を放ってしまい、
処刑されるという悲劇を迎えます。
このお七について、
浄瑠璃作家・紀海音の作品などで
「1666年(寛文6年)の丙午生まれ」と描かれたことから、
火災の迷信と結びつき
「丙午の女性は気性が荒く、惚れた男を滅ぼす」
という言い伝えが広まったと考えられています。
ただし、お七の実際の生年には諸説あり、
お七が丙午の生まれという説には
不確かな点が多いようです。
(なんじゃそれ?ですよね。笑)
特に日本では、
江戸時代の八百屋お七の逸話から
「丙午に生まれた女性は気性が荒く、夫の寿命を縮める」
といった迷信が広まりました。
この迷信は長く残り、
1966年(昭和41年)の丙午では
生み控えによって出生数が大幅に減少しました。
筆者の生まれ年の次が丙午なのですが、
うーん、どうなんだろう?
そんなすごい子ばっかりだったっけ??(笑)
何はともあれ。。。
キーライム通信の編集部一同、
今年も皆様のご多幸をお祈りしております。
ハム寿美すみ 記
