2025年３月

２月のバレンタインデーが終わると、
街中が赤色から緑色に染まり始めます。
３月はセントパトリックデーを
１７日に控えているからです。

セントパトリックデーは、
5世紀にアイルランドにキリスト教を布教した
アイルランドの守護聖人、
セントパトリックの命日にちなんだ祝祭で、
アイルランドの国民記念日として祝われているほか、
アイルランド移民の多い国や地域でも、
日本も含め、世界各地に広がりつつあるようです。

またセントパトリックスデーには、
皆、緑の物を身に着けていますよね。
学校では、先生が子供たちに
当日緑の物を身に着けて登校するように
指示するところもあるようです。

なぜ緑なんでしょう。

その理由はアイルランドが
「エメラルドの島」と呼ばれていることや、
かつてセントパトリックが、
シャムロックと呼ばれる
三つ葉のクローバーをもっていたことなど
所説ありますが、
三つ葉のクローバーは、
アイルランドの国花でもあります。

セントパトリックは民衆に
三つ葉のクローバーを用いて
キリスト教の教義である『三位一体（父と子と聖霊）』を説き、
キリスト教の布教を行ったとされています。

アイルランドの首都ダブリンでは
毎年セントパトリックスデー・フェスティバルが
5日間に渡って行われ、
世界各国から観光客も訪れるほど。

ここタンパベイでも
３月はセントパトリックデーを
お祝いするイベントが目白押しです。