2026年1月 特集 機内に持込める物・持込めない物

機内に持込める物・持込めない物

昨今、空港での没収品が増加中とのこと。

山積みになったリチウムモバイルバッテリーと
携帯用ヘアアイロンを、日本のニュースで見ました。

カレーパンを没収され悔し泣きするも、
やはりアメリカと日本を行き来することが多いわたしたちなので、
アメリカ(TSA基準)と日本(航空会社・国土交通省基準)を
今一度おさらいしてみたいと思いました。

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機内・手荷物として持込NGの代表項目

取り外したリチウム電池は、
絶縁テープ(電気を通さないテープ Electrical tape)を貼り、
手荷物として機内持ち込み可能です。

コードレスのヘアアイロンは
電池を取り出せないものが多いので、
気を付けましょう。

預け入れならOKな物(米国TSA・日本国際線共通)

刃物類
例:包丁、ナイフ、はさみ、カッター
条件・注意点: 手荷物不可・預入れOK。鋭利部は しっかり梱包。

スポーツ用品
例:野球馬と、ゴルフクラブ、スケート靴
条件・注意点: 手荷物不可・預入れOK。

液体類
例:シャンプー、化粧水、飲料、アルコール(100ml超)
条件・注意点: 預入れOK。アルコールは70%以下で、 一人5Lまで。

スプレー類
例:ヘアスプレー、制汗スプレー(非可燃性)
条件・注意点: 預入れOK。数量制限有り(航空会社限定)

工具類
例:ドライバー、レンチ、ペンチ
条件・注意点: 手荷物不可・預入れOK。

電池搭載機器
例:ノートPC、カメラ
条件・注意点: 預入れOK。リチウム電池は条件有り。

食品
:スナック、飲料、調味料(固形・液体)
条件・注意点: 預入れOK。液体は漏れ防止必須。

預入れ可能なアルコール量

食べ物については、
機内持込・預け入れ共に基本的にOKですが、
幾つか注意点があります。

固形食品( パン, お菓子, チョコレート, サンドイッチなど)
または、液体やペースト状食品
(スープ, ヨーグルト, ピーナッツバターなど) は
100ml以下なら持込可、
それ以上は預入れ荷物に回す必要あり。
(TSAの液体ルール適用)

肉・肉製品に関する厳しい規制

USDA/APHIS によって、
畜肉 (牛・豚・鶏など) を含む肉製品は、
原則として持込禁止。
USDA/FSIS (米国農務省 食肉検査局) 規定では、
加熱・密封された市販製品でも、
肉エキス含有量が「生肉 3%超、加熱済肉 2%超」の場合は
 FSISの輸入承認が必要。
ラベルに「meat extract」「poultry extract」など
が記載されている場合は、
加熱・密封されていても
FSIS/APHIS要承認対象となり、
個人輸入には複雑な手続きが必要

加熱・缶詰済みの市販加工肉でも、
商用梱包かつ100%殺菌・密封されたもの

カップラーメンやインスタント麺は、
肉・鶏エキスなしのみ。
米国入国時に没収対象になる可能性が高い

密封済でも、
検疫官が肉や肉エキスの含有を確認した場合は、
ほぼ没収対象

カレー (レトルト・粉末)
肉エキス (牛・豚・鶏) が含まれる場合はNG。
植物性のみならOK

だし類 (鶏だし・豚だし・牛だし)
動物性成分があるとNG

魚エキス入りだし(かつお・煮干し)
原則OK(要申告)
ただし乾燥・密封・商業包装が条件

比較的持ち込みやすい食品

昆布だし・椎茸だし(純植物性のみ)

※ 乾燥野菜・海藻類

市販の密封スナック(肉・卵不使用)

インスタント麺(肉・鶏エキスなし)

「イミグレーション職員は、日本のおいしいパンやラーメンを知っている!」
という冗談はさておき、
中には、麻薬や金にとどまらず、
インコや亀といったエキゾチックな動物をスーツケースに入れて、
生殺しの状態で密輸する下劣な輩もいるため、彼らも大変なのだと思います。

虚偽があれば1,000ドル以下の罰金の可能性もあるとのことですので、
気を付けましょう。

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ページ担当:キルゴ亜矢

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