ハリケーン体験記
9月末にタンパベイ沖を通過した
ハリケーンHeleneが残した
多大なダメージからの復興が始まった矢先に
タンパ直撃が報じられて
10月10日に上陸したハリケーンMilton。。。
読者の皆さんからの
体験談を掲載します。
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* ハリケーンが来る以前に準備しておくこと
– 車のガソリンを満タンにする。
– Gas canにガソリンを入れる。
– チーズ、クラッカーなど料理しなくてもよい食材を買う。
– 乾電池、懐中電灯を常備しておく。
* こうすればよかった
– ジェネレーターを
家に直接つなげられるようにしておけば良かったです。
ジェネレーターに
延長コードをつなげて使用したのですが、
家の中が延長コードだらけになってとても不便。
知合いの家は
ジェネレーターを直接家につなげて使用していたので
とても便利そうでした。
– 大きいジェネレーターを買わなければ良かった。
大きいほうが良いと思っていたのが、
購入したジェネレーターが大き過ぎて、
ガソリンの減りが物凄く速く、
ガソリンを買いに行ったところ、
ガソリンスタンドはほとんどClose。
開いていても長蛇の列…。
ジェネレーター用のガソリンを購入するのに苦労しました。
冷蔵庫や扇風機、オーブントースター
などを使用するぐらいなら、
2000~3050 watts の
小さいジェネレーターで大丈夫なようです。
ホンダのジェネレーターは
同じサイズで$1000以上するのでが、
ちょっと値段が高いので、ヤマハがお勧めです。
日本のブランドは安心感がありますし、
今ならCostcoで$550で買えます!
(Tさん)
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準備して良かったと思う事
1) ペットボトルの水を少し減らし、
25本ほど冷凍して冷凍庫に入れておきました。
これで停電後4日位までは、
冷凍庫は多少ペットボトルの中に氷が残っていましたし、
新たに頂いた大きな氷や市販の氷で3日間過ごして、
冷凍庫の物はほぼ捨てずにすみました。
ただ、冷蔵庫までは冷えが伝わらず
冷蔵庫の物は大分捨てました。
4日間位の停電ならペットボトルの冷凍化お勧めです。
2) 停電の時の灯りは、
ろうそくや懐中電灯は何となく侘しいですね。
Amazonで購入したこのソーラーライト、
とても良かったです。
ソーラーでもUSBでも充電できますし、
とにかく軽くて持ち運びが楽ですし、
とても明るくて気持ちが晴れます。
充電後は80時間まで大丈夫。
アマゾンでお値段は1個35ドル(税別)
ハリケーン後、
我が家は各部屋にこのライトを用意しようと
新たに幾つか購入しました。
3) 携帯用コンロ:
20年前くらいに寿で購入したこのコンロ、
ハリケーンのたびに大活躍です。
普段全然手入れしていないのに、
ちゃんと使えるし、
携帯ボンベも昔の物なのに、きちんと使えて感激。
これさえあれば、
お湯を沸かして暖かいコーヒーや汁物もいただけるし、
簡単な調理もできます。
(Nさん)
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浸水ゾーンA(一番危険)に建つマンションで、
HeleneによるStorm Surgeで
一階ガレージの車が2台とも廃車になりました。
将来は必ず、
ハリケーン警報が出たら即、
車を高層ガレージに移動します。
(Kさん)
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長期停電の際にあれば便利だと思う物:
ガロン・ボトル水、浄水タブレット(写真)
缶入り食品、Protein/Granolaバー、ピーナッツバター、
ナッツ、クラッカー、日持ちするフレッシュフルーツ、
ドライフルーツ、シリアル、等の調理が不必要な食べ物
缶切り、乾電池で作動するラジオ、
懐中電灯、各種乾電池の予備、スマホ、
スマホ用Power Bank、Wrench、Plier、
その他の基本作業ツール(はさみ、Box Cutter、テープ、等)
First Aid Kit、Emergency Whistle、
防水マッチ・ライター、地域または避難地区の地図、
Wipes、Toilet Paper、Paper Towel
避難の際に忘れてはならない物:
最低2週間分の処方箋薬剤類、衛生管理用品、メガネ、
入れ歯、医療機器(&予備の乾電池)、着替え、丈夫な靴、
災害保険書類・銀行口座や医療データ等の重要書類(Cloudに保存)
IDカード(運転免許証など)、
多めの現金(停電でATMが作動しない場合を仮定して)
(Yさん)
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ページ担当:フィカラかこ