2025年6月 表紙

6月です。
この間、新しい年が明けたと思った年が
もう半分過ぎてしまいました。

毎年同じことを考える6月ですが、
筆者的には去年より今年の方が時が過ぎるのが早い気がします。

私事ですが、同じカウンティースクールで勤めていても、
去年はバーチャルスクールで自宅勤務だったせいか、
生活にメリハリがあまりなく、
なんとなく時間が過ぎて行ったのに対し、
今年は近所の中学校勤務だったため、
魔の中学生相手に日々の内容が濃いせいか、
大変なことが多いと時間が過ぎるのが遅いと言われるわりには、
結構ビュンビュン日々が過ぎています。

6月といえば思い浮かぶのが「ジューンブライド」。



古くからヨーロッパでは
「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされて
言い伝えられています。

諸説ある由来の一つは、
ギリシャ神話の神主ゼウスの妃で
結婚や出産を司る女神「Juno(ジュノ)」が
守護する月が6月であることから、
この月に結婚をすると
生涯幸せに暮らせると言われています。

その他には、かつてヨーロッパでは、
農作業の妨げとなることから
3月~5月の結婚が禁じられていたため、
結婚が解禁となる6月に結婚式を挙げるカップルが多く、
祝福ムードいっぱいだったからという説も。

面白いな、と思った説は、
中世には人々は年に数回しか入浴せず、
特に農民は年に一度、
晩春に入浴するだけだったようです(!!)。

農作業の季節が終わって一段落して一風呂浴びる、
と言ったところでしょうか。
これにより、身体が綺麗さっぱりな(?)
6月が結婚式に最適な月となったとか。

日本では、梅雨の6月だけは避けたいところですが、
なぜジューンブライド?これはですね、
日本の企業戦略なのだそうです。
雨が多くジメジメした薄暗い雰囲気で
結婚する人が少ない事に困ったブライダル業界が
1970年代頃から始めたもので、
それまでは日本で「ジューンブライド」は
知られていなかったということです。

バレンタインのチョコレート同様、
日本の企業戦略恐るべし!

ハム寿美すみ

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