10月に2週間弱里帰りしましたが、夏はまだ去っていなくて、
用意していった長袖が不要なほど暑い10月の陽気にびっくりしたものです。
タンパも暑い夏でしたが、ここ数年は世界的な規模で、
暑さ、寒さとも異常ともいえる気候が続いているような気がします。
そして、驚くほど台風の多い一年でしたが、11月中旬にもなって、
今世紀最大といわれる台風Haiyanが発生し、そのすさまじい勢力で、
フィリピンを襲い、連日テレビで放送される被災地の窮状は
東日本大震災とダブり、ニュースを直視することができません。
一日も早く被災者の方々に救助の手が届き、これ以上被害が広がらないことを祈る思いです。
大震災を含めて、本当に自然の脅威には間の力って小さな小さなものだと感じますし、
願わくば、こうした天災が人災に結びつかずに、今の時代がもつスピード、
テクノロジーを駆使して、現実となりますように。
話題は変わりますが、東京オリンピックの開催が2020年に決定しました。
以前当時の石原都知事が東京オリンピック誘致を提唱したとき、
何を血迷っているのかと、驚きと共に非常に否定的に捕らえたものです。
ただ、実際に決まってみると、やはり団塊の世代、東京オリンピックの槌音が響き、
山手線の車窓から見える丹下健三氏設計の代々木の競技場に胸を躍らせ、
皆がオリンピックに多くの勇気と興奮をもらった記憶がありありと蘇ってきました。
そして何より、安部首相が、一国の代表者として語った言葉に嘘があって欲しくない。
それを嘘としない国土つくりを第一にもってきて欲しいと思いました。
オリンピックは第一に誰もが安心して競技できる環境を作ることから始まると思えます。
そのためにも第一に原発問題をクリアーする為に全力を注ぐべきです。
言い換えればオリンピックの成功は 被災地の復興ないし、原発の安全性確保なしでは
あり得ません。まさに日本は、私達は試されています。
そういった意味からも東京オリンピックが成功となりますよう応援し、
祈らずにはいられません。
2013年もあと1ヶ月となりましたね。平穏で、無事な日々が続き、
2014年が皆様にとりまして、素晴らしい年となりますよう。そして被災地の皆様が、
一日でも早く飢えと渇きと心身の危険から解放される日が来ますように
強く祈り続けます。