キーライム通信のスタッフは、
毎月色々なコラムを持ち回りで
(担当コラムが毎月変わる) 書いているのですが、
何といっても27年目に突入したキーライム通信は
いつもネタで頭を悩ませております。
特に表紙はこれといったテーマがあるわけでもなく、
下手すると、何年か前に自分が書いたことと
同じような内容を書きそうになることもあります。
とはいえ、
フロリダの9月って気候的にはまだまだ真夏と同じ、
新学期はすでに8月に始まっている、
暑すぎるので特にこれといったイベントもない … と、
色々「9月、9月 …」とネタを考えているうちに、
ふと頭に浮かぶ日付とイベントがありました。
それは、私が中学2年の時に大好きだったBay City Rollers*注 が、
なんと高知までコンサートに来たことです。
当時人気絶頂だったローラーズは、
来日公演を大都市だけではなく、
はるばる四国にまで来て、
それが「高知県民体育館」で
9月27日に行われたコンサートでした。
女子校だったので、
その頃はもうみんな大のローラーズファンで、
みんなでメンバーの衣装を真似たコスチュームを作り、
学校から
「不良のいくような外人タレントのコンサートに行ってはいけない」
という通達が出ていたにもかかわらず、
みんなで嬉々として出かけました。
季節とは全然関係ないのですが、
40年以上経った今でも、
なぜかこの日付が頭に浮かびます。
まさに今で言う「推し活」ですね。
実はこの「推し活」で得られる「ワクワク感」が
脳の健康のためにとても良いとのこと。
好みのタレントやスポーツ選手を熱心に応援して、
うっとりワクワクすることで、
幸せ3大ホルモンの一つである
ドーパミンが出るのだそうです。
韓ドラや大谷選手は、
多くの人の健康にも寄与しているのかもしれません!
さらに特別「推し」がいなくても、
昔大好きだった曲をきいたり、
香りを嗅いだりすることで、
その頃のワクワク感や幸福感を感じたりするのもいいそうです。
昔、自分が好きだったアーティストのコンサートに行くと、
実際にはそのアーティストも観客も年月を経ているわけですが、
その曲を聴きながら、
その時期にタイムスリップして楽しい時間をすごせます。
どおりで昔好きだった曲などを聞くと
テンションがあがるわけです。
私もひさびさにローラーズの曲を聞いてみようと思います。
*注:Bay City Rollersとは
70年代に日本も含む世界各地で人気を博した
スコットランド出身のア イドルグループです。
ブロック山﨑由紀子