里帰り eSIM 体験談：パート１
里帰りの際、
日本でスマートフォーンやタブレットを使用なさる場合、
どうしていらっしゃいますか？
毎年ポータブルWIFIをレンタルして使っていましたが、
短期の滞在でも結構費用はかさみますし、
充電も頻繁に必要、
しかもポータブルと言っても
バッグに入れて持ち運ぶのに結構スペースを取ります。
eSIMという便利な物があると聞きましたが、
アナログ派ゆえSIMそのものも分からず、
更にeSIMとなるとお手上げでした。
昨年の里帰りの際には色々トライして、
なんとか無事に日本で使えるeSIMをアクティベイトでき、
全くトラブル無しに使用出来、
その便利さに驚きました。
持ち運ぶ必要も無くす心配もなく、
ネットやライン、メールなどなど
アメリカに居る時と同様に使う事ができました。
こうした技術の進歩に感謝です。
今月は改めてSIMについて学ぶと共に、
里帰りでの経験をシェアさせて頂きたいと思います。
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SIMとは何ぞや？
SIMとは、Subscriber Identity Moduleの頭文字を略したもので、
小型のカード型の形から「SIMカード」と呼ばれており、
携帯電話回線で通信・通話を利用するために必須となるICチップです。
SIMには加入者を特定するための契約者情報が記録されており、
これを電話番号と結びつけることで
通信／通話ができるようになっています。
SIMカードをスマホやタブレットなどの通信デバイスに挿入することで、
電話だけでなくデータ通信（ネットやメールなど）が行えます。
SIMカードの役割と機能
1）契約者(利用者)の情報(識別番号、電話番号、メルアド)を記録
2) 電話回線を利用して通話やネット、SMS機能が使える
3）SIMカードをさし変えるだけでスマホの機種変更が簡単に出来る
SIMカードの機能としては
1)音声通話」2)「データ通信」3)「SMS（ショートメール）」の
3つがそれにあたります。
これらの機能の組み合わせによって
音声通話のみの場合や、データ通信のみ、
またデータ通信とSMSのみなど、
機能が別れている場合があります。
SIMフリーとSIMロック解除
SIMロックというのは、スマホを購入した際に、
購入機種を他社回線で使えないようにする設定のことです。
例えば、ATTでSIMロックを行うと、
ATT回線しか通信できなくなります。
このスマホにかかっているロックを無効にすることを
「SIMロック解除」と言います。
SIMフリーIPHONEとは、
SIMロックせずに販売されたスマホの事。
SIMフリーはSIMロック解除する必要がなく、
乗換えがスムーズに行えるというメリットがあるため、
スマホを購入する際はSIMフリーについて確認しておくことが大事です。
SIMフリーやSIMロックが解除されたスマホは、
どの回線でも使えるので、
通信会社の乗り換えが簡単にできるというメリットがあります
2021年10月以降のiPhone（スマホ）は
全てSIMフリーに
これまで大手キャリアで購入したiPhoneは
SIMロックされているのが当たり前でしたが、
近年大きくルールが変わり、
2021年10月1日以降に発売の端末に対しては、
全てのスマホでSIMロックを原則禁止するというルールができたのです。
SIMカードの種類
1）NanoSIMカード：３種類の中で最小。現在はこれが主流。
2) MicroSIM：標準SIMの次の規格として2010年頃から通流。
3）標準SIMカード：最大サイズ。2023年現在は殆ど使用されてない。
4) eSIM: スマホ本体に内蔵のデジタルSIM。
物理的なカードは必要無く、
オンライン契約を完了するとすぐに使用が可能。
eSIMのメリット
eSIMはSIM情報をオンラインのみで手続き出来るのが特徴、
それを利用して次のように
海外旅行でeSIM を使用するメリットがあります。
＊ 現地でSIMカードを用意する必要がない
＊ SIMの入れ替えが不要
＊ 端末だけあればOK
＊ 認識されない等の不良がない
＊ デュアルSIM(注)が可能
注： デュアルSIMとは、1台のスマートフォンで
2つのネットワークを使える状態にすることです。
デュアルSIMにすることで、
アメリカと海外で使用できるSIMを
一つの端末に搭載させられます。
この記事の続きは来月号特集に掲載いたします。
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ページ担当：ハインズのり子