切り花を長持ちさせる方法

きれいな切り花、できるだけ長い間楽しみたいですよね。最近、ある動画で熱湯を使っているのを見て
びっくりしました。

  1. 切り口が乾かないうちに水切りをしましょう。水切りとは、茎の先を水に浸した状態で茎を切ることです。 茎は斜めに切り、水を吸い上げる面が多くなるようにします。切れ味の良い刃物やハサミ(花バサミなど)を使いましょう。
  2. カットした茎の切り口を熱湯につけます! これは「湯上げ」といって、空気が温められて膨張し、茎に入っている気泡を押し出すそうです。そして、気泡が抜けて出来た空間に水分がぐんぐん入っていくわけです! ほんの3~4cmほどの茎の部分のみ浸けて、時間も20秒程度です。この時に、花の部分に熱湯がかからないようにしましょう。茎の断面から空気がぶくぶく出てきたら、すぐにきれいな冷水を入れて花を移し替えます。
  3. その後は、花瓶の水をこまめに取り替えることが重要です。
  4. 桜や梅などの枝ものは、根元を割る方法(根元割り)で長持ちさせることができます。

その他のハックもご紹介します。漂白剤、砂糖、10円玉、つまり、水と茎の先の雑菌繁殖を防ぐことが重要なようですね。

  • 10円玉硬貨を花瓶の中に2~3枚ほど沈めて下さい。銅が花瓶内の水をキレイに保ってくれます。
  • Flower Food はアマゾン等でも売っていますが、自分で作る方法もあるそうです。
    レモン汁(クエン酸またはお酢)大さじ2 + 砂糖大さじ1 + 漂白剤小さじ1/2

「アジサイにミョウバン」「キキョウに塩」「イタヤカエデに酒」「蘭に酢」など、昔から生花店しか知らない水あげ方法は数多くあるようですが、わたしたちは熱湯から試してみてはどうでしょうか。


担当:キルゴ亜矢

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