「スプラウト」と聞くと、ちょっと「？」と思ってしまいますが、要は植物の芽のことです。日本人にとっては昔からもやしや貝割れ大根などでお馴染みですが、アメリカでも近年はSproutsやMicro Greenとしてスーパーなどでも出回るようになってきています。
それにつれてスプラウト栽培用のいろいろな種類の種や容器も結構簡単に入手できるようになっていますが、もちろん手近なものを利用しても大丈夫です。
Amazonで購入する場合は種はSprouting Seeds、容器などはSprouting Seeds Kitなどのキーワードを入れると色々出てきます。ちなみには私はカリフォルニアにある日系の種屋さんKitazawa Seed(Kitazawaseed.com)から購入しました。
瓶に入れてその中でモジャモジャと育てる方法もあるようですが、私は日本の貝割れ大根をイメージして育てたかったのでプラスチックのカップで少し育ててみました。プラスチックのカップの底に丸い化粧用のコットンがピッタリはまったのでそれを使用。コットンにたっぷり水を含ませ、その上に直接タネを敷き詰めるように撒きます。光が当たらないようにアルミホイルで軽めにカバーしてキッチンの隅に放置。数日で芽が出てきたところで、カバーを外し、今度は明るいところで光合成を促すように育てます。乾燥させないように常にコットンが湿るようにキープします。
豆苗の方は日本の100円ショップで買った容器です（ざると受け皿がセットになったもの）。豆（種）は初め半日から1日ほど水につけておきます。ここからあとは貝割れ大根と同じですが、種が大きいので水が半分くらいは種を浸しているくらいにしてください。私はキッチン用のスポンジを薄く切ったものを土台にしました。水替えも毎日して下さい。目に見えて育ちますし、見た目も可愛いし、栽培期間も短いので（適当な大きさになったら食べてよし）ガーデニングが苦手な人もで大丈夫です。
オンラインで「スプラウト 育て方 簡単」などのキーワードで探すと写真やビデオがたくさん出てきますが、割と皆さん適当にやっているので参考にしてください。新鮮な豆苗でサラダを作りました。お店では決して買えない超新鮮サラダは美味しかったです。
ページ担当：ブロック山﨑由紀子