出国も入国も色々な手続きがあって、費用もばかになりませんし、
ハードルが高くなっていますね。
刻々変わる諸手続き、諸制約ですが、
最近里帰りをなさった経験をお持ちの方に特に、
行き帰りの陰性証明書、手続き、費用などを中心に伺ってみました。
ご協力を頂いた皆さん有難うございました!

Aさんの場合
9/27/2021に入国しました。
当時、日本への入国の際に必要だった物は、以下の通りです。
1) PCR陰性証明書:
私は、Baycare Urgent Careを利用しました。
場所はMcMullen Boothにしましたが、
チェーンなので、お近くのBaycareで予約するのが良いと思います。
鼻咽頭ぬぐいのPCRテスト
(Nasopharyngeal Swab RT PCR法)です。
検査から結果が出るまでは30分程でした。
予約はオンラインで簡単にできます。
保険適用ではないので自己負担を選択して予約しました。
値段は150ドルです。
因みに私は日曜日の午前中に出発だったので、
2日前の金曜日の午後に予約をいれました。
PCRテストの際にクリニックに必ず持参しなくてはならない物は
「パスポート」とプリントアウトした
「厚生労働省所定の陰性証明書」です。
この証明書は日本語と英語で記されますが、
クリニックで用意してくれる英語のみの陰性証明書も貰って下さい。
念の為にクリニックのスタンプ、担当医のサインを確認して下さい。
それをタンパ空港でのチェックインの際に提示すると無難です。
タンパのデルタのカウンターで
英語のみの証明書を要求された友人の話を聞いていたので、
私もそうしました。
2) アプリの準備 (MySOS、Cocoa、GoogleMap):
到着した際に念入りに確認されます。
準備してない場合は空港でダウンロードしなくてはなりません。
私は自分でプリントアウトし記入した物を持参しましたが、
ANAは機内でも用意してありました。
4) 質問票のQRコード:
厚生労働省のホームページにあるPDFファイルの質問に答えます。
その画面を手際良く提示できない事を考慮して、
私は最後に出たQRコードをスクリンショットして提示しました。
* * *
Bさんの場合
PCR陰性証明書:
4/30/2021 に出発しました。
当時はタンパ空港にBaycareの検査施設があったので
そこで72時間前
(タンパ出発ではなく東京への出発便から72時間前) に
PCR検査を受けました。
翌日に結果が出て、同じ場所でナースがサインしてくれました。
陰性証明書にかかった費用は$150でした。
* * *
Cさんの場合
PCR陰性証明書:
場所は家の近くのUrgent Careです。
私の場合、予定していた帰国ではなかったので、
選んでいる余裕がありませんでしたが、
幸い日本へ行く人の証明書を出している先生が担当していました。
厚生省のフォームも
既にコンピューターに入っていて先生が
ご自分で私のパスポートの情報をインプットしてました。
飛行機の予約を取る時に旅行会社の人に、
「厚生省のフォームには自分で書き込まないように。」と
言われていたのでほっとしました。
検査はスワブを鼻に入れる方法でした。
検査もカウンターごしに外で行われ
そのまま40分外で待って証明書を貰いました。
とにかく不備があったら困るので
(出発地の空港で返される、
成田から返される等の話を色々聞いていたので)、先生が
「ここで発行した証明書で送り返された人はいないよ。」と
言ってくれてすごく気が楽になりました。
費用は200ドルで、電話した翌日予約が入れられました。
こちらは無料で検査をしてくれるところが沢山ありますが、
「トラベル」と言うのは全く別枠です。
その他:
成田空港当着後は必要書類をちゃんと持っているか
(陰性証明書も含め)、
必要なアプリが携帯にインストールされているかのチェック、
そしてPCR検査は唾液を小さな試験管みたいなのに入れての検査で、
これがなかなか時間がかかりました。
これらの手続き、検査で大体1時間半位。
やっと解放されて、
迎えに来てくれた甥っ子の運転で兄の家まで行きました。
翌日は何も連絡が来なくて焦りましたが、
翌々日から午前8時過ぎから午後5時過ぎまでランダムに、
居場所確認、健康状態の確認、
AIか生身の人(笑)からの電話がありました。
多少ミスっても大丈夫らしかったですが、
律儀に毎日連絡が来ると、ソッコーで返事してました(笑)。
私の時は入国翌日から14日間でした。
8月の一番暑い時期だったので外に出る気にもなれず、
おまけに非常事態宣言中で人混みに行くのも怖くて、
籠っているのが余り苦になりませんでした。
9月初めから1か月里帰りしました。
陰性証明はBay Careで検査し、費用は$150でした。
入国後、3泊のホテル強制隔離を経験。

必要なアプリ等はその頃から少し変わっている様なので、
最近帰国された方のコメントを参照して頂くとして、
私の「ちょっと変わった体験」をご参考の為に。
手順はどの空港でも変わらないのですが、
チェックポイント最後の
「唾液検査の陰性証明を貰って入国手続きに進む」
ポイントで事件は起こり、
待てど暮らせど私の番号が表示されない。
周りの人は皆次々に呼ばれていくのに、
係員さんに聞いても「もう少々お待ち下さい」と。
結局残されたのは私一人で、
「検査の結果が曖昧だったため、検体を他の検査に回します。
結果がでるまで最低2時間かかります。
どうぞこちらでお待ちください。」
と案内された個室は
簡単な医務室のような部屋へ連れて行かれました。
部屋は空港のWi-Fiが届かず、
私は外と全く遮断された状態になりました。
迎えの車との連絡をとる為に電話は貸してもらったのですが、
その後は本を読んで時間を潰すしかありませんでした。
しかも!
廊下に出て人を呼ぼうと思ってドアを開けてみるも開かない!
外から鍵をかけられていたのです!
密室に隔離されたわけです。
まあ、万が一Covidだったらという基準で
そういう状態になったと思うのですが、ちょっとびっくり。
よく見ると、
人を呼ぶためのブザーのようなものが部屋についてました。
言われていた時間丁度ぐらいに廊下から足音が聞こえ、
「陰性でした。この証明を持って入国してください」と
解放された時にはターンテーブルには係員もいない状態でした。
あんな空港を見たのは初めてです。
係員さんによると、たまに体調や体質によって
簡易検査でははっきりと陰性と出ない場合があるそうです。
陽性じゃなくてめでたしめでたし、なのですが、
飛行機を降りて空港を出るまで4時間かかりました。
Aさんの場合
PCR陰性証明:
まだ経験してませんが、
CDCのAttachment Aをプリントアウトして
記入した物が必要です。
アメリカで準備して持って来てます。
米国に帰る際のPCRテストは、
ANAのサイトにあったサービスを使います。
既に自宅にキットを郵送して貰って予約を入れました。
Zoomが必要です。
マイルを使って支払ったので郵送料金以外は無料です。
* * *
Bさんの場合
PCR陰性証明:
8/1に帰国しました。地元の病院で出発3日間。
アメリカ入国時は72時間という厳しい制限がなくて、
出発前三日前でした。
同じくPCR 検査で医師の証明書込みで18000円でした。
きちんと帰国日が決まっていれば以下で受けるつもりでしたが、
スケジュール変更のため、地元の病院でしました。
https://pcr.nishitanclinic.jp/
その他: 私は以下のYoutuberの情報がとても役に立ちました。
https://m.youtube.com/channel/UCnr4Yy7vET4EqP7q9aelR1w
* * *
クリニックを調べていたら
「ハワイ州指定」と書いてあるところが幾つかあったので、
不備があって出国、入国が出来なかったら困るので
電車を乗り継いで東京タワーのすぐ傍の
「ハワイ州指定」のクリニックへ行きました。
午前中に検査すると午後には証明書が貰えるので、そこにしました。
検査はやはりスワブ。
ハワイ州指定のクリーム色のフォームに
印刷された証明書は39,000円でした。
成田空港でチェックインカウンターに並んでいる人も、
ほとんどクリーム色の用紙を持っていました。
成田から出発の際、39,000円もした証明書は
チェックインの際ハワイアン航空のお姉さんが一回見ただけで、
ホノルルに到着時、誰も見ませんでした。
「高いお金出したんだから誰か見てよ〜!」って
思っちゃいました。(爆)
* * *
Dさんの場合
陰性証明:
日本では検査のタイミングが週末になってしまったので、
『にしたんクリニック』のオンライン診療+宅配便で検体を送り、
emailで結果と陰性証明書を貰いました。
にしたんクリニ
ックは以下のサイトを利用。
このサイトでは海外渡航用の陰性証明書付きPCR検査が
税込みで2万2千円なのですが、
同じ検査をJALのサイト経由で申し込んだら、
1万7千160円と安く済みました。
https://pcr.nishitanclinic.jp/