生きた英語:Put Off * Off-Putting

最近、たまたま Put Off という表現と、Off-Puttingという表現を耳にしました。


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文脈上、意味はわかったのですが、
Put も Off もよく使う単語なのに、
この組合せは私自身では使ったことがなかったので、
ちょっと使い方を調べてみました。

Put Off: 「延期する」「先送りする」という意味。
日本で英語を勉強した人は、
Postpone は知っているけど、
Put Off は知らなかった、という人が多いのでは?
意味は一緒で Put Off のほうは
口語でよく使われるため、Postpone より informal。

例文: The meeting was put off until next week.
会議は来週まで延期になった。

Put Off のもう一つの意味で、
これが Off-Putting の意味にも通じるもので、
「ぞっとする」「~に嫌悪感を持つ」「~を不快にする」
という意味もあります。

例文: The smell put me off. 臭いが不快だ。
I was put off by her terrible behavior.
彼女のひどい振る舞いにうんざりした。

これをちょっとシャッフルして形容詞にしたものがこれ:

Off-Putting: 「不快感を起こさせる」「不快な」
「当惑させる」「困惑させる」「反感を覚えさせる」

例文: He said so in a little off-putting tone.
彼は、ちょっと不快感を起こさせるような口調でそう言った。

I found it off-putting.
私は、それを不快だと思った。


いつもあちこちで使う単語なのに、
組合せると想像もしないような意味になる・・・
それが英語のイディオムの難しいところだと
私は思うのですが、
これはもう実際に使って覚えるしかないのかな・・・と、
次回、生徒へのテスト延期のお知らせには
Postpone の代わりに Put Off を
使おうと思ったものでした。

担当: ハム寿美(すみ)
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