William Worral Mayo (1819~1911、上写真) が始めた医院は、
1883年8月21日に同市を襲った
竜巻の被災者の応急措置をするために、
土地の修道院との合同で
St. Mary’s Hospital を1889年に開設となり、
それが、現在の Mayo Clinic の前身です。
ミネソタ州 Rochester市の本院の他、
アリゾナ州 Phoenix市 と
FL州 Jacksonville 市に分院がありますが、
ここでは、FL分院について、
患者の観点から見たレポートを記させていただきます。
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Mayo Clinic Jacksonville は、タンパからだと
I-4 East/I-95 North を3時間余り走行したところで、
先月号で記載した Cleveland Clinic と同様、
午後にアポをとれば、日帰りで行き来できる距離です。
連日の検査や医師との懇談が続く場合は、
近くのホテルに泊まって通院できます。
この場合、Mayo Clinic のキャンパス内に位置するホテル
(The Inn at Mayo Clinic) もありますが、
便利な分だけ宿泊料が高め(平均して一泊160ドル程度)です。
私たちが何度が宿泊してお薦めの Marble Waters Hotel は、
クリニックから車で15分のところにあり、
2013年にオープンしたので割りと新しく、朝食も付いて
安い時には一泊50ドル(+Tax、平均80ドル)で、
スタッフのサービスも満足のいくお宿です。
Marble Waters Hotel & Suites
Free WiFi, Free Breakfast, In-Room Refrigerator, Cable TV
45 Kernan Blvd. North, Jacksonville, FL 32225
904-337-1700
Mayo Clinic も Cleveland Clinic と同じく、
地元のドクターで解明が出来ない病いが最優先で、
アポをとるのに一番手っ取り早いのは
ローカルなお医者さんを通してクリニックでアポをとる方法ですが、
我々の経験上、個人でもアポをとることは可能です。
ただし、冬期のスノーバードでフロリダ州人口が倍増する時期は、
個人でのアポ取得はまず無理。
これも我々の経験上ですが、
夏期だとわりと容易にアポがとれます。
Mayo Clinic Appointment Site
http://www.mayoclinic.org/forms/us-resident-appointment
Cleveland Cllinic と同じように、
クリニックの医師とのアポをとったら、
ドクターとの面接までに、
次の事項をまとめておくことが大切だと思います。
1) 自分の病状歴
Gastrointestinal (略:GI、胃腸科)の問題でアポをとる場合も、
身体は頭のてっぺんからつま先までつながっているので、
素人判断せずに(謝謝!)、
身体全体の症状を時系列でリストにして、
そのリストをクリニックの医師のカルテに
付け加えてもらうことをお薦めします。
2) 現在摂取する薬剤・サプリメントのリスト
出来れば摂取量(例:Aspirin 81 mg. 2/day, 等)も
記すとベターです。
3) 医師と面接する Objective (目的) を明白にする
例えば私の主人のケースで云えば、
現在「原因不明」の病いの原因を追求したい、というふうに提示。
その他、同クリニック通院の際のポイント
1) パーキングは、クリニックの場合、
Davis Building に隣接する駐車場で一日につき
3ドル(前払い)で、病院の横の野外駐車場は無料。
また、入院の場合、病棟ビルの前で
Valet Parkingサービスがあります。(要チップ)
2) 全身麻酔を必要とする検査の場合は、
その後、必ず同伴者に車の運転をしてもらって下さい。
3) 同伴者は待ち時間が多いので、
読書用の本やインターネット機器(iPad 等)を
持っていくことをお薦めします。
4) Davis Building の一階にあるカフェテリアは、
午前6時半から午後5時(月〜木) &
午後4時半(金)までオープンで、
サラダやスープ、各種サンドイッチ、デザートなどと、
選択肢に優れたビュッフェ形式の広々としたクリーンな食堂です。
5) クリニックで受け入れられる保険については、
次のサイトをご参照ください:
www.mayoclinic.org/patient-visitor-guide/florida/billing-insurance
これから Mayo Clinic に行こうと思われる方、
もし私でお役に立てることがあれば、
下記のメルアドまでご連絡下さい。