タンパの春、三月

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タンパの春は球春に始まります。2月も半ばに入るとフロリダでキャンプをはるMLBの選手達が、次々とタンパ空港に降り立ち、ここを起点として、Ft. Myer へ、Bradentonへ、移動して行きます。昨年はタンパのヤンキーズのキャンプに話題のマー君(田中将大投手)、黒田投手、イチロー選手が参加し、日本から沢山の報道陣も押し寄せて、本当に賑やかなキャンプでした。今年は残念ながら黒田投手、イチロー選手は他チームへ動きましたが、マー君こと田中投手は、2年目のキャンプを迎えました。怪我をせず、今年も去年に劣らない成績をあげ、活躍して欲しいと願います。日本人選手を応援に、スタインブレナー球場に日参なさった地元の日本人の方々も多いことだと思いますし、2015年も熱の入った声援を送りたいと思います。

今年の2月の中旬は東部地方(特にボストン周辺)では記録的な豪雪で、非常時の警報が出ましたし、A型の屋根でも雪の重みに耐えられず、崩壊したとのニュースも相次ぎました。テレビで放映される吹雪の様子、凍てついた町の様子は、南国に住む私共には信じられない凄まじい光景でした。日本でも北海道でも大変な積雪だったようですね。比較的寒い日の多かったタンパエリアですが、ユニクロのダウンを着ての外出で、快適に過ごせる冬の気候に感謝です。

 

個人的には、毎日の散歩で、それぞれの季節の訪れを感じるのですが、3月ともなると、いつもの散歩道の、素敵なタウンハウスの傍にたたずむ一本の木が非常に気にかかります。日本の連翹を思わせる黄色い花が、毎年、変わらずに咲き誇るからです。TABEBUIA
CARAIBA(タベブイア・カライバ)という、スペルも発音も難しく、覚えるのが大変な名前の花なのですが、なんともいえず華やかで、たまらなく嬉しくて、写真を撮ったり、花が散るまで飽きずに眺めて過ごします。ドライブの道すがらにもこの大木が見られ、思わず車を止めて、その美しさに眺め入りました。静かに、当たり前のように巡ってくる季節が、とても愛おしく思え、それを迎えられることにも感謝です。

 

そしてあの日から今年で4年目を迎えます。まだ四年、もう四年、色々感じ方は違うでしょうが、風化されつつある被災地への支援を、変わることなく、皆で続けて行きたいと思います。322日は5回目のチャリティコンサート、クラフト支援チームも頑張っています。これからもご協力宜しくお願いいたします。

 

 

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