キーライム通信は、この春でとうとう13年目に突入します! 私はすでに紙面として毎月刷られているキーライム通信を、2007年1月からウェブサイトとしてネットで閲覧できるようにしただけの役目であり、自分のことはあくまでも派遣要員だと自覚した上で客観的に、つまり”手前味噌”にはならないという大前提で(笑)、日々どれだけキーライム編集部員たちが試行錯誤し、毎月面白い記事を書こうと必死になっているかを、少~しだけ話させていただきます・・・
<写真 Phillipe Park ・・・3月にタンパ子育て支援主催のピクニックがあったり、4月にもキーライム主催のピクニックがあります>
この12年の間、発行は100%編集部員たちのボランティアで成り立っているわけですが、編集部員は仕事と家庭をジャグリングしながら、常に様々な情報に引っかかるようアンテナを張り巡らせ、タンパベイエリアで生活する日本人コミュニティのために少しでも情報提供を!という気持ちでこのキーライムを全て自家製で作っています。 毎月締切り間近ともなれば、それはそれは膨大な量のメールが全員の間を行き来し、たまに話題をとんでもないほうに脱線させつつ、和気あいあいと楽しく編集作業が行われています。 第1号創刊当時は日本人がも~っと少なかっただけでなく、その数少ない日本人に出会うにも、ネットが普及されていなかったため非常に困難だったそうで、このキーライム通信をコトブキ食料品店で見つけた人たちはきっと、それこそ漂流した無人島で初めて言葉が通じる人類の存在を見つけたかの如く胸を躍らせたはず!(笑) かくいう私も、約3年前こちらに越してくる際、なかなかタンパ事情が分からず右往左往した経験があり、初めて行ったコトブキでキーライム通信を貰えた時は嬉しかったものです。 「情報がなかなか見つからなかった中、キーライム通信を知れて嬉しかった」と色んな方たちに言っていただけているので、個人的にはもっともっと多くの人の安心材料になれるといいなあ、なんて思っています。
4月と言えば「新入生」や「お花見」などを思い浮かべている、まだまだ I Heart Japan な私ではありますが、キーライム主催の恒例 Safety Harbor, Philippe Park でのピクニックの文字を見たときに、「ああ、もう4月、春なんだ」と瞬時に思ったあたり、少しはアメリカ生活にもなじんできたのかなあ、などと、少しだけ悦に入ってみたのだけど、いや、どちらかと言えば、どれだけ”キーライム通信”が私の生活に浸透しているかなのでしょう!まだピクニックに参加したことがない方も、是非参加してみてくださいね。
(キルゴ亜矢)