2025年3月 地元情報

最近のClearwater Beach

昨年9月26日に
タンパエリアの多くの地域で
多大な浸水ダメージを及ぼしたハリケーンHelene。



クリアウォータービーチは、
Barrier Island と呼ばれる、
それこそ本土のバリアーの役目を果たす
細長い「島」に位置する場所で、
ビーチ側の一体は道路が川と化し、
水が引いた後は、
海から上がってきた多量の砂は、
どこから手をつけて良いか判らないほどの量でした(下写真)。



なのに、対処方法を考え始める間もなく、
その2週間後の10月10日に、
ハリケーンMiltonがエリアを強風で襲いました。



しかし、主な収入源がツーリズムであるClearwater Beachは、
道が遮断されることが最悪状態なので、
信じられないスピードで砂の撤去作業が進み、
なんと5日後の10月1日に道路がオープンしました。

道が開いたからとて
ホテルは閑古鳥だろうと思っていたのですが、
多大な浸水ダメージを受けた
近郊家屋の住民達の多くがホテルに避難して、
ビーチ内外のホテルは、
予約がとれないほどの状態だったことを
最近知りました。

あれから4ヶ月ほど経った今は、
スプリングブレークを前にして、
様々な修理・リモデルのプロジェクトが進んでおり、
特にMarinaのリノベーション工事で、
2つあるビーチメインストリートの一つ Coronado Drive は
一部で右側路線が遮断され、
ラッシュアワーのラッシュ状態に拍車をかけています。



マリーナは、
老化が進んでいたドックや
周辺施設の大掛かりなアップデートの工事完成が、
今年のスプリングブレークに間に合わせる予定となっていますが、
最も訪問客が多いと推定されるのが
3月10日から14日だそうなので、
もしそうなら、
3月の第二週末までに準備体制が整っていなければならず、
今後は工事のスピードに、
更なる拍車がかかるのでしょう。
(下はMarina完成予想図です)



タンパベイエリアが
ヘレーンやミルトンのような
大型ハリケーンの襲撃を受けるのは
100年に一度なのだそうですが、
それが本当であることを切に願わずにはいられません。

なお、下記リンクで、
クリアウォータービーチの各種プロジェクトの詳細が見れます。
www.myclearwater.com/Business-Development/City-Projects

ページ担当:フィカラかこ

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