2019年8月号 表紙

鼻っぱしから私事でスミマセンが、1976年7月末に初めてアメリカ大陸に足を踏み入れた私は、今年の7月末が来れば、丸43年間をアメリカという異国の地で生活していることになります。「石の上にも三年」ならば、40年が過ぎれば何かボーナスがついてくるのでしょうか

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アメリカに来て最初の20年ほどは
殆ど日本語を使わない環境だったからか、
それとも元々日本語知識に足りなかったせいか、
1998年(だったかな?)に
タンパの日本人グループに寄せてもらった頃は、
カタコトの変な日本語しか喋れませんでした。


そのグループの仲間3人の腰上げで始まった
キーライム通信のお誘いを得て、
創刊の翌年(だったかな?)ほぼ同じ時期で寿美さん

共に編集部に
加わった時は、
感謝と希望で満ちた気持ちだったことを覚えています。


さて、皆さんはもう既にご存知のとおり、
キーライム通信は全てボランティアから成り、
我々が実践する東北支援活動の
収益は、
全額、東北の被害者団体(子供たちやペット)に寄付されます。 

あのトリプルアタック(地震、津波、原発崩壊)が起きた
2011年3月11日のことを、
私は勝手に 3.11 (スリーワンワン)と呼び、
2001年9月11日の
9.11(ナイン
ワンワン)と頭の中で列記しながら、
いつも心に浮かべます。

どちらも決して「喉元過ぎれば熱さ忘れる」になってはならない
歴史上の大イベントです。 


この、タンパという温暖な(暑過ぎ?)住みやすい土地で、
いつでも「ひねればジャー」で、
夜はぐっすりベッドで寝れる
私たちは、
二年前9月にタンパの我々をおののかせたハリケーン・アルマで、
一生に一度(であってほしい)の様々な
貴重な体験をしました。

これらの体験も
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」になってはいけない事ばかりです。

そんな我々の願いが叶ったかの如く、
4月号・5月号では、
京大研究所の大津山さんにご投稿いただきました。

そして、最年少編集部員の亜矢さん
7月号特集『夏祭りの後、タンパベイエリアの日本人として思う事』は、
編集部メンバーの心に響き、
その波紋が少しづつ周囲に広がっているように思われます。

Bicentennial (200年祭)で気合いが盛り上がる米大陸の
 Newark
空港に降り立ったあの日は、
I am totally alone なのに自分の気合いも盛り上っていました。

今は良い友達に囲まれての恵まれた環境で、
気合いと共に感謝の気持ちに満ちます。

この気持ちを持続しつつ、
キーライム通信編集部として、
これからも頑張りますので、どうぞよろしく!
フィカラかこ 

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