10月になり、お店飾りつけもすっかり秋色。ハロウィーンが来て、サンクスギビング、クリスマス・・・あっという間に2017年も終わりに近づいています・・・ でもやはり、あの恐怖なかなか忘れがたいものでした・・・
9月10日にやって来た、ハリケーンアルマに慄いたタンパベイも、すっかり落ちついてきた今日こ頃。これを読んでいるタンパべイエリアにお住いの多くの方たちは、強請避難を強いられ、 自宅補強・強化や浸水の心配、いつ終わるかわからない停電などを体験したと思います。こハリケーンアルマ(Irma:日 本だとイルマと呼れていました)、カリブ諸島とキューバをカ テゴリー5という物凄い勢いで襲い、そ後フロリダ半島全域を襲う 結果に。その前週に、テキサス州ヒューストンを襲ったハーヴィが「史上最大規模」と呼れていたけれど、アルマはフロリダ州全体を通過したさらに大規模なハリケーンとなり、12年前に フロリダを襲ったハリケーン・アンドリューの2倍とも言われるほどでした。
一年を通して気候も良く、所得税もないフロリダに「ハリケーンシーズンがある」という事実を受け入れざるをえない体験でした。リタイヤし老後を過ごそうという人たちがたくさん移り住むことから、今回ハリケーンで老人ホームや介護施設における避難困難さ、観光事業不安、農作物へ被害、固定資産税に頼るフロリダ州不動産値にも影響がでる でといった、懸念声も多く上がっています。ハリケーン接近とともに、何度もメディアでアナウンスメントを行っていた フロリダ州知事リック・スコットですが、彼自ら政治活動を通し「気象変動」や「地球温暖化」を一切使用せず、認めていなかったことで有名。そんな顕著なバックグラウンドを持つ彼がしゃべっているのを聞くたびに、多少モヤモヤしたのはわたしだけではなかったず。大好きなフロリダに自然災害に負けてほしくない!と願うばかりですが、これを機に予備対策認識をもっと高るべきと改めて考えています。
アルマ来襲際、「大事なものだけ持って避難」したわけですが、実際、自分でもびっくりするぐらい、ほんとうに大事なものがとても少ないことに気づかされました。 これを念頭に置き、日本人らしく年末大掃除を行い断捨離をしよう!とここで言っ て自分を追い込む作戦(笑) 避難や停電生活を送り、思った以上に心と身体が後日疲弊し、突如現れた口内炎や瞼痙攣を思い出し、健康にもっと気をつけなければと実感。そして声を大にして言いたいのは、たくさんの人に助けていただき、 優しい声をかけ支え合い、何度「ありがたい!(涙)と心から感じたことだったかということ。そんなたくさん余韻を残すアルマでした。