スイカといえば夏の風物詩。アメリカのスイカも形は違えど、美味しいのに当たると日本のスイカと遜色ありません。お値段も日本と比べると格安です。
さて、このスイカ、自然ってよくできていると感心するほど夏のために作られたような食べ物です。スイカは実は果物ではなく野菜に分類されるようです。
何と言っても水分が多いので（90％は水分で他の果物と比べてもぐっと水分が多い）夏に必要な水分補給に役立ちます。さらに、糖分、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどもバランス良く含まれているので、塩を少しふることで自然のスポーツドリンクのようになるので熱中症予防にも最適です。
しかし、さらにもっと嬉しい効用が！スイカにはカリウムやアミノ酸の一種であるシトルリンが含まれていて、利尿作用に働きます。体内の不要な水分を排出することで、むくみも取れ、新陳代謝を促進するビタミンAや、美肌効果のあるビタミンC、リコピンも豊富なのです。
その上甘くて美味しいのに水分が多いので低カロリーで、食物繊維も豊富と、いいことだらけです。
実は私もスイカは大好物なのですが、何年か前にスイカにはまって毎日大量に食べていたら1週間ほどで体重が数ポンド減っていました。
ただひとつ困るのがスイカを丸ごと買うと本当に場所をとること。余分の冷蔵庫でもないと思い切って買うことができません。大きなスイカを丸ごと買って、美味しいのに当たった時と、そうでない時の落差、、、それを覚悟で買うしかないのですが、最近はミニスイカも色々出回っていますね。とはいえ、私はスイカは昔ながらの大きくて真っ黒な種があるのがスイカの王道だと思っていて、なかなかミニスイカに手が伸びません。
甘くないスイカを持て余した経験はみんなあるようで、「甘くない スイカ レシピ」などで検索すると、ジュースにしたり、デザートに活用するようなアイデアが出てきます。スイカの皮で手足をこするとツルツルになるというのも読みました（試してませんが）。
暑いフロリダの夏、健康にお過ごしください！
（ページ担当：山﨑由紀子）