2023年11月 美容健康 ゴマの真実

ゴマの真実

ゴマは、栄養豊富で体に良い食品と言われており、
脂質、たんぱく質、炭水化物がバランス良く含まれる他、
鉄やカルシウムなどのミネラル、
ビタミンB1やビタミンB2などのビタミン、
さらに抗酸化力を高めて体の酸化を防いでくれる
「セサミン」も含有しています。



またゴマに含まれる脂質、
ほぼ50%を占めますが、
これにはコレステロールが含まれていません。

主には身体によい
不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸で、
血液中コレステロールの上昇を抑える働きがあります。

お浸しや炒め物に混ぜたり、
スープやお味噌汁に入れたり、
私はあらゆる料理にゴマをふりかけて食べています。

しかし、ここにきて
驚愕の事実を知ることとなりました。

「ゴマの表面はとても固い殻で覆われています。
そのまま食べると粒が小さいこともあり、
かみ砕くことが出来ず、
ほとんど飲み込んでしまいます。
そして、殻付きでは消化はできないため、
豊富な栄養素も体内に吸収されないまま
体外に排出されてしまいます。」

なんとこれまで毎日のように食べていたゴマも
まったく意味がなかったということになります。
よってゴマはすり潰すことで初めて栄養価が最適化され、
さらにはフライパンで
1~2分煎ってから(弱火~中火)すり潰すと、
糖やアミノ酸の成分変化で、香
りがより一層よくなり、抗酸化作用も高くなるそうです。



ただ、すりごまは酸化しやすいので
食べる分だけ “する” のがポイントです。

またゴマはゴマ単体でも十分に栄養価の高い食材ですが、
他の食材と組み合わせて摂ることで、
さらなる効果が期待できるそうで、
オススメは、豆腐、納豆などの大豆製品と一緒に食べること。

それぞれに含まれる必須アミノ酸のうち、
互いに不足しているアミノ酸を補足しあい、
栄養価値を高めることができるそうです。

担当:土井麻里江

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