2021年2月号表紙

これを書いている1月11日、クリスマスとお正月気分も影を潜めはじめ、落ち着いてきました。なり肌寒い日もあり、ヒーターを入れたりブーツをはいたり、冷たい外気の中で家族+犬で散歩をしながら、フロリダの短い冬を楽しんでいます。

昨年2020年2月後半に日本へ停泊した客船内の感染者がどんどん発覚したことで、世界がざわつき、3月には世界各地でロックダウンが実施されました。あれから約1年が経とうとしています。先月号1ページ目に紀子さんが書いていたように、在宅勤務jになり、私も家族と過ごす時間が増えたことは大きなギフトと感じているひとりです。張くなり、ほぼ毎日のように娘と机を並べて朝から毎日一緒にいられる幸せたるや!娘は「たまったもんじゃない!」思う日もあるだろうけれど(笑)日本にいる父や友人に会える日が待ちきれないけれど、日本から一緒に渡米して来た6歳の老犬を含め家族と毎日多くの時間を過ごしながら一年が経とうとする今、たくさんのことをポジティブに捉えている自分がいます。いすぐそばに新型コロナ感染者が出たことはありませんが、同僚の家族が感染し大事に至らなかったけれど、その後数か月たってもかなか体調が戻らない、味覚が戻らないと言っている話を聞くと怖くなります。れからも、出来る限りの感染予防をみんなで続けていくことが大事ですね。
先日Netflix で「The minimalists」という番組を観ました。ミニマリズムのムーブメントを起こした男性二人の話なのですが彼らの哲学は、まず余分なものを取り除き、世俗的な所有物ではなく、経験を重視した生活を送ること、つまり最低限の機能している自分にとっての価値あるものだけ」で生活する便利さを推奨しています。ときめくもおを残すこんまりメソッドにも断捨離にもほど反応しなかったわたしは、Hoarderではないけれど、物が多いなあと思いながらも、ばんばん捨てられません。うちにいる時間が長い今、何かを変えたいと思っているのです。
この番組で深くうなずいた箇所は、欲しいものが24時間でドアまで届けられる魔法のようなアマゾンプライムといったシステムでんどん物を増やしていること、80%オフといった割引を見て「これを逃したらもう買えないかも」と買っていること、そして自身の味がGoogleなどですっかりばれていてネットのブラウザに広告として表示されることなど、どれだけマーケッティングにまんまとっかかっているか!という事実でしょうか。引きこもることで、ネットショッピング率が高くなり、つい不必要なものまでどんどん買ってしまっているのです。っかく自宅にいる時間が増えたのだから、快適な家を目指したい。そのために、わたしはまずは物を増やさないことからはじめようかなと考えている今日この頃です。
キルゴ亜矢
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