美容と健康 朝茶のススメ

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みなさんは朝起きて何を飲みますか?コーヒー、と言いたいところですが、朝起きてすぐに飲むのは「白湯(さゆ)」がいちばん良いそうです。人は夜寝ている間にコップ1杯分以上の汗をかくといわれていますが、睡眠中は水分補給ができないため、体は軽い脱水状態。血液もドロドロなので詰まりやすくなっています。この状態では血栓ができやすいため、胃や腸などの内臓を優しく温めて全身の血行をよくしてくれる白湯が一番


逆にあまりおすすめでない飲み物は、カフェインが含まれている飲み物。緑茶やコーヒーにはカフェインは含まれているため、実は朝起きて一番に口にする飲み物としては適切ではないんだそうです。朝起きてすぐに白湯を1杯飲んで体を起こしてから、朝食と一緒もしくは食後にお茶やコーヒーをいただくのが理想的なんだそう。

 

日本には、朝に飲むお茶は大切だと伝えていることわざが沢山あります。朝茶は七里帰っても飲め』『朝茶は福が増す』『朝茶はその日の難逃れ』『朝茶に別れるな』など。お茶に含まれる適度なカフェインの覚醒作用が、眠気を覚まし頭もスッキリとしてきます。そして、温かいお茶がゆっくりとカラダに入ることで胃や腸も温まり、朝の食欲やお通じに働いてくれます。また、お茶(緑茶)にはカテキン(緑茶ポリフェノール)、ビタミンCなどの健康成分が含まれています。カテキンは、活性酸素を減らす抗酸化作用や、アレルギー抑制、脂肪の燃焼、免疫力を高める働きなども期待できるといわれているポリフェノールです。もちろん一杯のお茶ですぐに効果がでるものではありませんから、毎日の習慣が大切。『朝茶に別れるな』です。 

 

先人たちから伝わったことわざ、やみくもにお茶を褒めたものではありません。お白湯の後にはコーヒーを飲む筆者ですが、健康へのメリットを考えて、これから緑茶を飲んでみようかと考えているところです。


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