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東日本大震災支援活動報告 2013年5月


私共の支援活動で集まりました募金は、これまで陸前高田市の広田小・中学校と、相馬市の震災孤児支援金へ送金させて頂いております。そして、キーライムでは14ヶ月に渡って陸前高田市の村上善彦さんの避難生活の様子を被災地からのお便りとして掲載させて頂きました。当時の現地の様子、不安で不便な毎日のなか、元気に過ごしていらっしゃる様子、ボランティアの方々との交流の様子など、村上さんのおかげで、手に取るように、伝わって来ました。実はこの度、高校時代の同期の冨岡浩一さんが、やはり陸前高田市の公文書の修復のお仕事に一年間携わったことがわかったのです。本当に不思議なご縁を感じました。


冨岡さんは、神奈川県立公文書館にて、12名のお仲間と,津波の被害にあった陸前高田市の市役所保管の被災公文書1200冊を、修復なさいました。彼の言葉を引用させて頂きます。

 

「修復の手順は、サビの発生源のホチキスやクリップをはずし、カビをアルコール殺菌し、紙面1枚1枚にこびりついた土砂を手作業で取り除き、破損箇所を和紙で補修し、最後に製本するといった根気の要る作業でした。このアナログ作業でよみがえり、文書の体をなした公文書は陸前高田市に戻された後、現地にてスキャナーし、順次デジタル化されております。
(詳しい内容は、神奈川県立公文書館のHPにUPされております。)

 

神奈川県立公文書館HP:

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f100108/p611747.html

作業のポスターを1枚添付しました。膨大な量のそしてドロだらけの被災公文書や修復作業の様子がわかると思います。

震災半年後に訪問した陸前高田市の様子は言葉では表現できません。市役所の4階まで襲った津波の爪あとを現地で実感した後は、他の場所にいても目の前のビルの4階までの高さを見上げ、その4階の窓まで津波が押し寄せていることを想像すると2次元の写真ではわからない脅威が実感できます。」

 

Tomioka poster.JPGのサムネール画像

 

神奈川県立公文書館のHPを拝見させて頂きましたが、改めて震災のすごさ、恐ろしさを感じ、戦慄さえ覚えるほどでした。そして、陸前高田市のみならず、被災を受けた市町村の公文書の修復という大変な作業がきちんと全国の各組織に分割され、修復が行われたというその組織管理力、機動力にさすが日本と、とても感銘を受けました。東日本大震災後の復興に、沢山の皆さんが、組織が、多方面から力を合わせ関わっていることを実感し、私共の活動への今後への励みにもなります。冨岡さん、そしてお仲間の皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてキーライム通信掲載へのご快諾有難うございました。

 

相馬市の震災遺児・孤児、その保護者の方達からのお礼の手紙

 

相馬市よりの分厚い封筒が届き、開けてみますと、なんと震災遺児・孤児そしてその保護者の方々からのお礼の手紙でした。7ページに渡り、5歳のお子さんからの絵入りのメッセージもありました。下の写真をご覧ください。全部のお手紙を、お礼の気持ちをご紹介したく、写真の形ではありますが、来月号に掲載させて頂きます。まだまだ沢山の問題を抱え、原発に怯える毎日の中、こうして手紙をしたためてくださった子供達、保護者の方々、そして相馬市の担当の方々のお気持ちを嬉しく受け止めると共に、今後の活動も頑張って行こうと気持ちを新たにいたしました。相馬市の皆さん有難うございました。


Letter from children in Soma April 2013.jpgのサムネール画像