タンパエリアのじめ暑指数は?

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ふぅ~~。。。毎年のことですが、この時期、もううんざりするほど蒸し暑くって、疲れが激しく、それが年々耐え難くなってきているように感じます。数字からはどうなんだろう?と調べてみると、678月の最高気温の平均はなんと90.0F(32.2C)!すぐに発生する雷雨(タンパの雷雨の発生率は世界第二)のおかげで100F(37.7C)にはなりませんが、その分湿気が凄く、外にでると即襲ってくるあのムシムシさ、メガネもすぐ曇ります。最近気象庁が定義した「じめ暑指数」は、単に暑さだけでなく、湿度が高いことによる過しづらずい暑さを表す為の新たな指標だそうですが、タンパエリアの平均湿度は77%で、じめ暑指数は85以上!気象庁によれば、東京のおおよその最高気温30℃と月平均湿度75%の場合、じめ暑指数はやはり85で、体感温度は実際より2℃も高く感じる由。ちなみに私達になじみのある「不快指数」はもともとアメリカで考案され、夏の蒸し暑さを数量的に表わした指数だそうで、この指数が80を超えると全員不快を感じるそうです。東京(30℃湿度、75%)の場合不快指数は82、タンパエリアの場合は(32.2℃、湿気77%)不快指数は85を超えます。この「じめ暑指数」「不快指数」、いまいち違いが??ですが、いずれも気温と湿度の絡み合うダブル、トリプルパンチを受け、どちらの指数も85以上となった夏のタンパエリアは過しづらいことに変わりはないようです。

一方、長く厳しい冬の寒さと戦う東北部に住む方々にとっては、暖かいフロリダは定年後の理想の住処なのだそうです。が、実際にフロリダに来てみて、その暑さに耐え切れず、ノースカロライナやジョージアなどにお引越しする人々も多く、そういう方々を「ハーフバック」と呼んでいます。雪かきの辛い北までは帰らず、半分位の距離の地に落ち着くということでしょうか。実際に、いつも通っているエクササイズクラスのメンバーは、北の寒さを避けて、冬のフロリダに6ヶ月定住する「スノーバード」が多く、6月位から、クラスの参加者もがくっと減ります。こうした真夏のタンパエリアの陽気、効きすぎの感もある冷房ですが、これがなければサバイブできないのかもしれません。「スノーバード」の友人は、2組(夏用、冬用)の友人の輪、食器、家、生活環境があるそうですが、考えてみれば、富裕層でない普通の階層でも、そうした生活ができるのはアメリカの良さの一つに思えます。比べるのはなんですが、日本ではよほどのお金持ちでない限り、そんな生活はできないような。。。日本に居た頃の、内輪で扇いでも扇いでもだらだら流れる汗を拭いながら、夏祭りの夜店を冷やかして歩いた経験を持つ夫に言わせると、フロリダの方がずうっと涼しいというのですが。。。そんな昔のことは、ケロリと忘れてしまい連日の暑さに「ハーフバック」や「スノーバード」組を羨ましく思い、なんと堪え性を失ったことかと感じる昨今です。こんな夏を乗り切るには、やっぱり食べ物と休養とエクササイズでしょうか、今年もあっさり系冷やし中華が連日食卓にあらわれそうな予感が。。。里帰りに、キャンプに、夏休み中の子供さん達も元気で楽しさの詰まった良い時間を過ごせますように。Have a wonderful summer!

6月中旬に起きた、隣町ともいえるオーランドの襲撃事件、底知れないショックを受けました。犠牲になられた方々、被害者の方々、ご家族に心から哀悼を表するとともに、お見舞い申し上げます。

 

 

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