関空に向けて飛んだ日がたまたま11日で、
「あの日」から5年が経ったことを心して、
東北のほうを向いて新たな祈りを送ったのですが、
その一ヶ月後、5月号の原稿を記している現在(4月18日)
九州熊本震源の地震が続いております。
(上写真: 熊本県益城町役場前に避難した人々を震度6強の地震が襲った。
[産経ニュース] 4月15日午前0時3分 中島信生氏撮影)
気象庁によると、
14日夜に起きた震度 6.5 の地震は「本震」ではなく、
16日未明に起きた
震度 7.3 の地震に先立つ「前震」とみられるとし、
16日夜から17日にかけて
「非常に激しい雨」が降りそうだと予想され、
前震で緩んだ地盤が
強い雨で土砂崩れを起こす恐れがあるとのことで、
不安がつのるばかりの現状です。
勃発から18日午後10時過ぎの時点で、
震度1以上の揺れが、
なんと550回以上も記録されているとのこと。
参考文献:
気象庁発行第15報
www.jma.go.jp/jma/press/1604/18c/kaisetsu201604182215.pdf
平均して10分に一度の割りで地震が起こっているわけで、
学校の講堂や市役所などに避難された方々は、
ゆっくり眠ることも出来ない過酷な時間を
過ごされていることと想像いたします。
そうした被災者の方々になんとかして支援の手をと、
ボランティアから成るタンパベイの東北支援グループは、
東北支援のために集めた基金の中から1500ドルを、
熊本地震義捐金(下記リンク)へ、
肥後銀行を通じて、4月18日に送金させていただきました。
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html
一連の暗い悲しい辛いニュースの中で、
心に灯火を照らしてくれるニュースが…。
東日本大震災の救済作業のために多くの人員が
東北に駆付けてくれた「恩返しに」と、
陸上自衛隊北方面隊1700人が九州に派遣され、また
岩手・宮城・山形・福島の災害派遣医療チーム(DMAT)40人が、
16日夜、航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)から
C1 輸送機で福岡県の築城(ついき)基地に飛んだそうです。
(産経ニュース)
揺れがおさまり、救済作業がスムーズに進むことを、
タンパの仲間達と共に、切に祈り続けます。
(上写真: 熊本市立江南中学校の校庭に描かれたメッセージ、
4月16日午後1時56分、時事通信ヘリコプターより撮影)
担当:フィカラかこ