日本ではガスコンロが当たり前の時代に育ったので、渡来後、電気コンロでの料理になかなか馴染むことができず、数年前に購入した家も、残念ながらガスが通っておらず、キッチンは電気コンロ、大きな温水タンクが所狭しパントリーを占領していました。
そこで、電気からガスに転換できるという話を聞き、早速、ガス供給会社のTeco
People Gasに問い合わせたところ、 住所検索で、ガスに転換可能とのこと。こちらのTeco People Gasウェブサイト(http://www.peoplesgas.com/zipcodecheck/)より、郵便番号を入力して、ガスへの転換が可能かどうか調べることもできます。
Teco
People Gasが供給しているのは、天然ガスで、電気から天然ガスに転換することで、一般的なガス設定のない家庭から排出される二酸化炭素の量を46%押さえることができ、環境にも優しく、 お財布にも優しいというわけです。
ガスへの転換を2カ所以上することで、ガス配管工事のインストール代金は、免除になります。例えば、台所のコンロ、乾燥機、 温水器、お庭にグリルがあれば、直接ガス管を配置することも可能です。(注:家屋によっては、ガス管の配置が困難な場合があります。)
また天然ガス対応の家電に変更すれば、最大で$725まで家電代金から現金払い戻しも可能です。現金払い戻しに適応する家電は以下のとおりです。
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ガスレンジ
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温水器
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乾燥機
· 暖房炉
下記のリンクから、払い戻しフォームをダウンロードし、省エネルギー家電のレシートを添付して提出します。但し、新品 で、購入1年以内の家電であることが払い戻しの条件となっています。
http://www.peoplesgas.com/files/content/ecallowanceform.pdf
天然ガス対応の家電の中に、タンクなし温水器がありますが、家族の多い方で、普段シャワーを連続して使えない世帯には、とても重宝すると思います。その名のとおりタンクがなく、昔ほとんどの日本の家庭の台所に設置されていた瞬間湯沸かし器のようなもので、瞬時に、そしてお湯がきれることなく使うことできます。アメリカのメーカー、アジア圏のメーカーいろいろありますが、我が家を担当してくれた配管士の方は、まよわず「リンナイが一番!」と日本びいきか、リンナイの取り扱いやすさを次々お話してくれました。
タンクつき温水器でも、Teco People Gasが指定する省エネルギー温水器に変換することでも、現金払い戻しに適応します。
http://www.peoplesgas.com/files/content/qualifiedhighefficiencytankwaterheaters.pdf
現在Teco People Gas を利用している方で、上記の家電の買い替えが必要な方も省エネルギーのものに買い替えれば、現金払い戻しの対象となりますので、その際には、こちらのサイト(http://www.peoplesgas.com/residential/conserveandsave/rebates/)から詳細をご確認の上、ぜひお試しください。
(土井麻里江)