美味しい物食べた〜い: Pasta e Fagioli

《Pasta e Fagioli》

元旦は半袖でもOKな温暖気候でしたが、
そのあと寒波到来で寒い日が続いています。 
こんな時、温かいスープが出ると、ホッと一息入れられますよね。

イタリア系の人が云うと「パスタバズール』と聞こえる
このスープのレシピ、
私がイタリア料理レシピの聖書と詠う
Elodia Rigante’s Italian Immigrant Cooking という本
からの抜粋・和訳です。

Elodia 3.jpg

材料 (6〜8人分)

スパゲティ * 注   ½ ポンド

Cannellini (Kidney) Beans  ½ ポンド 

Ceci (Garbanzo) Beans   ½ ポンド

オリーブ油    ¼ カップ

ガーリック   大さじ2 (みじん切り)

玉ネギ   大1個 (小口切り)

セロリ    2本 (小口切り)

熟したトマト   1ポンド (小口切り)

鶏 or 野菜の Soup Stock   4カップ

オレガノ   小さじ½

ローレルの葉 (Dried)    大2枚

塩    小さじ1    

こしょう   小さじ ½


注:  3㎝程度の長さに折っておく

作り方

1) 乾燥豆を使う場合は、料理する前夜、

大鍋に2種類の豆を入れ、ひたひたの水を加えてふかしておく


2) 翌日、豆をふかした水を捨てて新しい水を加えて、
強火で煮立て、沸騰したら中火にして1時間ほど煮る。
必要なら水を加える

3) 鍋にオリーブ油・ガーリック・玉ねぎ・セロリ・
トマト(トマトの汁も一緒に)・2カップの水・
Soup Stock を加えて再び沸騰させる。

4) 沸騰したら、オレガノ・ローレルの葉・塩・こしょうを加えて
火を弱めて、さらに一時間ほど煮る

5) もう一つの大鍋にいっぱいの水を沸騰させて、
小さじ1のオリーブ油を加え、
3㎝程度の長さに折ったスパゲティを加えて
Al Dente (少々かため)に茹でて、ザルにあげて水気を切る

6) スープをテーブルに出す直前に
茹でたスパゲティをスープに加えて、鍋全体をさっくりと混ぜる

7) Italian Bread と Crushed Red Pepper を食卓に添えて

Elodia 2.jpg

Elodiaさんのコメント

This recipe came from Foggia, Italy
where Mammanon came from.
It’s the Neapolitan way of cooking the dish. 
My son-in-law Joey, who is Sicilian and a terrific cook,
makes his version much thicker,
and with about twice as much olive oil. 
Both ways are good. 
To save time, you can make it with canned beans,
but it has much more flavor
when you use the dried beans.

* * *
“Mammanon” とは エロディアさんのお母さんのことで、
私の主人の祖父母と同じように、
20世紀初めに Little Italy と呼ばれる
Lower Manhattan 区域に母国イタリアから
船に乗って移民してきた
イタリア系米人の First Generation(第一世)です。

この料理本は、
エロディアの息子さん(クックブックの執筆者)と
エロディアさんの愛情がどのページにも溢れていて、
クックブック以前に、読んでいてとても楽しい一冊ですが、
絶版なので新冊はかなり高価で、古本だと一冊15ドルくらい。 

ご興味がおありの方は、次のリンクをご参照下さい。 

Elodia Rigante’s Italian Immigrant Cooling

www.goodreads.com/book/show/1670915.Italian_Immigrant_Cooking

Elodia 1.jpg上の写真は Elodia さんの結婚写真

左から:  彼女の弟さん Jimmy、ママノン Christina、
Elodia、ご主人 Gaetano、
弟さん Tony、パパノン Rocco

ページ担当: フィカラかこ

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