英語のイディオム
“Like a fish out of water”と聞いた時は
「辛い」って意味?と思ったのですが、
意味は、居心地悪く不自然な状況だから「場違い」でした。
こんな風に直訳して頭でイメージを膨らませてみても、
意味が違ったり意味不明だったりする
英語のイディアムを集めてみました。
“As happy as a clam”
意味は、「この上なく幸せ」です。
元は、As happy as a clam at high water の
赤字部分が省略されたイディアムです。
ハマグリなどの貝は
干潮時にしか人間が掘り出すことができませんので
満潮時は安心感があって幸せです。
他にハマグリが微笑んでいるように
見えるという説もありますが、
私は前者の説の由来の方が妥当だと思います。
“Bark up the wrong tree”
意味は「見当違いのことをする」です。
獲物がいない木に向かって
猟犬が吠えている状況を表してます。
“Bring the house down“
意味は「拍手喝采を浴びる」です。
この“House”は、「家」では無く
「劇場」で、満場一体となった
割れんばかりの拍手を表してます。
“Blow one’s own horn”
意味は「自慢する」「自画自賛する」です。
王の命令や布告を伝令官が
トランペットを使って発表するということに
由来していると考えられます。
自身で自慢のトランペットを
吹くというところでしょう。
“Once in a blue moon”
意味は「めったにない」です。
このブルームーンとは、
1か月に2回満月になる現象の
2度目の満月の事を指します。
通常、満月は月に1回程度で、
ブルームーンは稀であり、
2.5年に1回程度でしか出ないそうです。
“With flying colors”
「大成功」という意味です。
この“Color“は色では無くて、
旗という意味で、
鮮やかな色とりどりの旗が揚がる事で
大勝利を示してます。
“Over the hill”
直訳すると「丘を越える」です。
意味は「もう若くない」「全盛期を過ぎる」
また、「病人が峠を越えた」という意味もあります。
担当:シーハン三樹