二月号美容健康: Earplane

年末年始の三週間、バルセロナに飛んで一週間観光。 そこからニース空港へ「国内便」で飛んで一週間カンヌの親戚と一緒にクリスマスをお祝い。 そのあとレンタカーでタスカニーにドライブして行って一週間…と、時間をかけて楽しんできたのは良いのですが、カンヌの祝宴でフランスの親戚から私の主人がもらった風邪が、タスカニーを観光中に私にもうつり、いわゆる Head Cold というやつで、鼻孔が腫れて塞がってしまいました。


その状態で、旅の最後、翌日の早朝にバルセロナから発つマイアミへの便に乗り遅れないようにと、国際便に乗る前日にバルセロナへと飛んだ「国内便」の中で、離陸直後の飛行機上昇中から両耳にナイフで刺されたような激しい痛みが走り、あくびをしたりガムを噛んだりしてもダメで、あ~鼓膜が破れそう…ど~しょ~…などと思っているうちに(ニース・バルセロナ便は一時間足らずの短距離飛行なので)無事に着陸して、ホッと一息入れました。 


が、その翌朝、今度は10時間半の飛行機旅行を前にして、何か緊急の対処方法はないものか、と、インターネットで検索した結果(今回の旅行中、iPadが大活躍で感謝!)、次の物をバルセロナ空港ロビーの薬屋さんでゲットしました。


1) Sinus Decongestant 米国内では Sudafed のブランドが知られています。Pseudo-ephedorine と呼ばれる化学物質が Active Ingredient (活性成分)のお薬です。


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2) のど飴(スペインにも”Halls”があった!)とチューインガム

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3) Earplane: この名称も米国で知られる商標で、他の国では違ったブランド名で売られています。 簡単に云えば、中耳の Eustachian Tubes (耳管) の気圧調整を手助けする耳栓ですが、詳しい説明は次のサイトをご参照下さい。

www.cirrushealthcare.com/faq.aspx 



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この Earplane が、私にとっては大発見!  


同封の仕様書によると、短時間飛行の場合は、最初から最後まで着用したままでOKだそう。 長時間飛行の場合は、乗る前に入れて飛行機が上昇し終わったあとに外し、目的地に着く一時間ちょっと前に再度着用、ということでしたが、ボーディングの直前にグリグリ回しながら、柔らかい感触の耳栓を両耳に入れたら、周囲のノイズがシャットアウトされることを発見。  横で喋っている主人の声も、これを付けた途端に muffle(包んだような音)になり、これはシメとばかりに、彼のほうを向いて、無音で口と手でジェスチャーして “I can’t hear you!” 


肝心の飛行中の効き目は?というと、これが、ウソのような本当の話で、上昇中も下降中も、耳の痛みが始まるのを構えて待っていたのに、殆ど気圧の変化が感じられないほどで、感激・感謝の至りでした。


アレルギー性の鼻炎でお困りの方にも是非お薦め!  JALのマイルを使ってゲットする方法もあるようですヨ。

www.shop.jal.co.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=349

担当: フィカラかこ

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