独特のシャキシャキとした食感が特徴の切り干し大根。
大根を天日干しして水分を抜いたものですが、
乾燥させることで旨味が増し、
生の大根よりも栄養が豊富だと言われています。
切り干し大根には
カリウム、カルシウム、鉄分など
様々な栄養素が含まれており、
食物繊維も非常に豊富です。
カリウムは、高血圧の予防やむくみの解消、
筋肉の動きを正常に保つ効果があり、
水溶性で水に溶けるため、
戻し汁も料理に使用するといいです。
カルシウムは、ご存じの通り、
骨や歯を形成する栄養素で、
特にアジア人の女性は
老化とともに骨量が衰えがちであるというデータもあります。
鉄分は、不足すると貧血や集中力の低下、
頭痛などを引き起こし、
日本人には不足しやすい栄養素ともいわれています。
私はいつも健康診断で鉄分不足を指摘されていましたが、
ここ最近食べ続けている切り干し大根のおかげか、
鉄分の数値があがり
献血を受けれるレベルにまで達しました。
そして腸活には欠かせない食物繊維。
食物繊維には、
主に「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の
2種類があるのですが、
切り干し大根にはこの両方が含まれており
バランスがとれた食材と言われています。
逆に言うと
食べ過ぎると消化不良をひきおこす恐れがあるので、
1日あたりの摂取量は約10g（乾燥時）を目安にしてください。
日本の切り干し大根は
アメリカではなかなか手に入りにくいこともあり、
日本に帰省した際に持ち帰る方も多いかと思いますが、
持ち帰ったあとのスーツケースの中の匂いといったら、
空港の麻薬取締犬も感知するほど！
そこで、韓国の切り干し大根をお勧めします。
MDやBOMなどオリエンタルスーパーで購入可能で、
韓国のものは日本のものより太く、歯ごたえがあり、
匂いが控えめです。
また追って切り干し大根を使ったレシピもご紹介します
ページ担当：土井麻里江